竜の騎士

笹倉亮

プロローグ_竜と囚われの姫

昔々あるところに、とても美しいお姫様ひめさまと彼女を守る騎士きしがいました。


ある日、そのお姫様ひめさまの美しさにみとれた大きいドラゴンが、彼女かのじょをさらってしまいます。


騎士きしはお姫様ひめさまたすけるため、あらしもふぶきものりこえて、ついにドラゴンへたどり着きました。


覚悟かくごしろ、邪悪じゃあくなドラゴンよ!お姫様ひめさまは返してもらう!」


騎士きしの銀にかがやく剣がドラゴンをつらぬきます。

ドラゴンはゴオオッ!とうなり声をあげて、その場にたおれこみました。


「たすけてくれてありがとう、騎士きし様。あなたはすてきな人だわ」


姫様ひめさまを無事助けることができた騎士きしは、国にかえると国民からとても感謝され、英雄えいゆうになりましたとさ。




  

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