　筋肉が裏切らないなんて言葉が何年か前に流行りましたが、私は「貯金は(ほぼ)裏切らない」を提唱します。

　ほぼ、とつけたのは、この先インフレしていくと現預金の価値は目減りしていくからです。それで最近投資の必要性が叫ばれてるのですが、投資をするにも元手が必要なので、やはりお金の話をするうえで貯金の話題は避けて通れません。

　私がお金が楽しい、と言ったのは、貯金は数字で目に見えて、自分の行動が100％反映されるからです。

　たとえばダイエット。

　このアイス100gを食べずに我慢すれば、明日の私は100g痩せる！

　いつもはバスに乗ってしまうけど、歩こう！そしたら明日の私は500g痩せる！

　たとえば美容。

　高い化粧品を使えば使うほど、私はきれいになれる！

　たとえば勉強。

　あと2時間勉強すれば、明日のテストは10点多く取れる！

　これらは、そうなるかもしれないけど、絶対とは言い切れないですよね。

　でも！

　アイスを我慢した200円を！

　バス代の300円を！

　化粧品をちょっとグレードダウンして浮いた1000円を！

　貯金箱に入れればあら不思議。

　あなたの貯金は1,500円増えます。

　もう1度言います。

　貯金箱に1,500円入れたら、貯金が1,500円増えるんです。

　そしてそして、2時間という時間を使って固定費削減について勉強して固定費を削減できたら、100％支出が減り、その分を貯金に回せます。

　なんて単純明快なんでしょう。どうですか？　なんだか、貯金のモチベーションがあがる気がしませんか？

　これが、貯金は裏切らない！　の極意です(あくまで私の持論です)。

　次の回からは、私がやってみて続いた貯金法、続かなかったけど、合う人には合うかも、な貯金法をご紹介します。

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