てっぺん入れ替えるまでの奮闘記

幻月

第1話

人と妖の仲介者



現世と常世の狭間に生きる者



それ故に人は彼らをこう呼ぶのだ



繋人と────────




この世界は塵のようだと思う。


この世界と言うと語弊があるかもしれないけど、少なくともこの業界は腐りきった塵の業界であると俺は認識している。


この業界に入る年齢はとても低く、定年と呼べる定年は無い。


給料は年々安くなり、正直俺が大人になった時まともに生活出来るかは怪しいものだ。


その理由は、この業界の上層部にいるのは能無しの爺ばかりだから。


爺共は見栄を張り、外聞ばかりを気にして、自分達の子や孫に伝統と言う名の鞭を打ちつける。


誰も助けてはくれない。子供を救うべき大人が自分自身の保身の為にしか動かないからだ。


そのくせ自分達の尻拭いを未来への課題と称して俺たちに押し付けるのだ。


前向きになんて考えられない。だって未来は真っ暗だから。


誰かに期待なんてしない。希望なんて有りはしないから。



だけど、そう考えるのは俺だけじゃないはずだ。鞭を打たれ続けた俺達は心のどこかでこう思っていることだろう。



「どうして自分たちがこんな目に」



と。 そしてこうも考えているはずだ。



「俺(私)達の方が優秀なのに、何故あの爺共は上に居座り続けているのだろう」


「能無しの役立たずはさっさとその席を譲り渡せばいいのに」



と。役目を忘れ、怠惰に身を落とし、欲に目が眩んだ時点で神に見離されているのだと何故気が付かないのか。自分達が神に見離されたから俺達が産まれたのだと何故気が付かないのか。



変革の芽は今も育っている。自ずから育てたそれに、引きずり下ろされる気分はどんなものなのだろうか。



そんな事は俺の知ったことじゃない。だからこれは、俺達が安心で幸福な老後を送る為に、てっぺんを入れ替える物語なのである。




◇◇◇



俺の祖父は天才を見つける天才だ。


こんな事を言えば多くの人は俺を変人だと捉えるだろう。何も知らなければ俺だってそう思うはずだ。だけど俺は知っている。普通の人間には一生関わりの無い世界があると。世間から天才と賞賛される人達は存在すると。だから俺は、天才を見つけ出す天才がいたとしてもおかしくないんじゃないか、と幼いながらに考えたのを覚えている。


天才と呼ばれる人々は確かに存在している。天より与えられたその才能には数多の種類があり、その才能の持ち主には何時何処で出会えるか分からない。もしかしたら自分にも何かずば抜けた才能が有るかもしれないし無いかもしれない。才能は何時開花するか分からないものだ。生まれて直ぐに開花するかもしれないし死ぬ直前に開花するかもしれない。


だが、それを無理矢理開花させる方法があるとすればどうだろうか。少なくともこの日この場所にいるのは、大なり小なり無茶をして開花させる為の条件を満たした人間だ。



「ここは数多の天才達が集う学び舎。既に己の才を知る者は更に磨き、知らぬ者は己が才を知りなさい。案ずる事は無い。この学園に選ばれた君達が持つ才能は必ず開花するだろう。才能とは宝であり財産である。ようこそ宝王学園へ。君達の開花を期待している。」



新入生はおよそ450人。右を見ても左を見ても、思いっきって360度見回してみても、この学園に一般人は存在しない。勿論入学式の最中であるのでそれは実行しないけれど。

一般人というのはその時々によって示す範囲が異なる曖昧な言葉であるが、この学園では式を持たない人のことを指す。



「初めまして。俺、天泉冴月。教室行ったら席前後だし仲良くして欲しいんだけど、お前は?」



そろそろ長い話にも飽きて来た頃、左隣から声がかかった。なんと言うか、やさしさに満ちた声だ。中性的な顔立ちで、男にしては少し長めの臙脂の髪。けれど制服はしっかりと男子のものだし、雰囲気や体格は男のそれだ。



「俺は九十九。九十九楓。」


「楓か、よろしく。」



淡く微笑む彼から悪い気は感じられず、どうやら冴月は良い所の出身らしいと判断した。



「こちらこそよろしく頼むよ。」


「ん。早速質問なんだけど、楓の家も代々"繋人"やってるよな?」


「まぁ、そんな感じ。でも俺は家同士の関係と基礎は知ってるんだけど、妖に関する詳しいことはさっぱりなんだよ…。」



冴月は少し驚いた顔で楓を見た。



「そんなに式との縁が深そうなのに教えられなかったのか?」


「うん、色々あって。」


「へぇ…。まぁ、この業界は一筋縄じゃいかないよな。特殊な事情の一つや二つ皆あるもんだよ。」



少し浮かない表情を浮かべた楓を気遣い励ます様に声をかける冴月も、気付いているのかいないのか、何かを考えるような顔をしている。



「あ、そういえば知ってるか?」


「何を?」


「今年度から座学よりも実習が多くなるらしいんだ。」


「じゃあ、就職先が早く見つかりそうだな。」


「な。」



未だ壇上で話しているどこかの来賓をボーッと見ながら静かに会話する2人を咎めるような人物は居らず、周囲もヒソヒソと話し始める。



「なぁ、楓はさ…もう開花してるか?」


「まだだよ。ていうか、開花してたらこの学園にいない。」


「それもそうか。じゃあ実習の班も一緒になれたら良いな。」


「…うん。あ、あの人。」



生徒達の集中が途切れてきたのが伝わったのか、来賓の祝辞は終わり新たに壇上に立ったのは1人の女子生徒。



「六つの花も久しくなり、春の嵐吹く穏やかな季節となりました。新入生の皆様、御入学おめでとうございます。澄み渡る空、降り注ぐ暖かな日差し、皆様の御入学を天照様も喜んでおられることでしょう。皆様既に聞き及んでいるでしょうが、今年度より実習に重きを置く教育方針となりました。慣れるまでは心身共に休まらぬ日々を過ごすことになるかと思いますが、皆様の御健勝を在校生一同願っております。また、来賓の皆様。私共の後輩の為に今日というこの日に、この場にお越し下さったこと感謝申し上げます。少し短いかと思いますが、以上を持ちまして在校生代表の祝辞、並びに挨拶とさせて頂きます。生徒代表 飛鳥美雲。」



「みくも、って変わった名前だな。」


「お前それ、他の奴に言うなよ。」



壇上から離れたこの場所にいる楓からは美雲が長い黒髪の持ち主である事しか分からないが、なんだかとても神聖なものを見たような、何とも言えない不思議な気持ちになった。



「あの人の式って、何だ…?」


「飛鳥美雲て言ったら超有名人じゃん。本当に何も知らねぇのな。」


「そんなに有名なんだな…。」


「そりゃあ、八咫烏が式になるなんて何百年ぶりか分かんないくらい珍しいことだからな。彼女の名前は飛鳥美雲。両親も兄弟もいないから血筋は不明だよ。……自称親戚はいるんだけども、本人はそれを認めてない。噂では何百年か前に神隠しされてずっと眠っていたとか。」



最後の一文に思わず目を見開いた。数百年前の人間が今目覚めることが出来たということはその間、その人がいた空間の時間が止まっていたということだ。そんな芸当が出来るのは一握りの神だけ。そんな事は楓にも分かった。



「そんな事あるのか?」


「さぁ…。でも相手は人間じゃないし何があってもおかしくない、とは思うよ。」


「それには俺も同意する。」


「じゃ、そろそろ教室行こうか。」


「あぁ。確か参組だったよな。」



伝統を重んじる学園だと言うから校舎は木造建築かと思っていたが、校舎や設備は最先端と思われるもので揃えられていた。そのくせ校舎の外は日本庭園然りと言ったような、腕の良い庭師が整えているだろう風景が目に入る。



「…伝統ってなんだろうな。」


「さぁ?」



◇◇◇



「俺がお前達の担任を務める黒浦だ。この学園の卒業生でもあるが、俺は一般から業界に入った人間だ。…宜しく。」



担任と名乗ったのは20代後半から30代前半に見える男。翠色の透けるような瞳が印象的な人である。



「さて、次は…自己紹介は要らないだろ。後で気になる者同士好きにしろ。このまま1年間のスケジュール説明に入るぞ。」



彼は中々の放任主義のようだ。もしかすると彼自身、一般の出だと言うから同じく一般の生徒に気を使っているのかもしれないが愛想のない彼からそのような意図を汲み取るのは難しい。



「でだ。今年度のカリキュラムの目玉はなんと言っても実技演習。その意味はもう何人かが予測している通りだ。立場上、俺から明言は出来ないが黙認はする。分からない奴は分かっている奴に聞け。以上だ。」



見た所クラスは40人編成。一般出身の生徒が約1割だと考えると、その倍の人数が名のある家の出身。分かっているのは恐らくそのメンバー。つまり、このクラスの中では2割程度の生徒しか正しい意味を理解していないということ。



「残りの時間は自由時間。教室から出なければ何をしても構わない。」



成程…。彼は変革賛成派。恐らくこの学園の殆どの教師もそうなのだろう。変革の中心戦力を育てることに力を入れられるのはそれが理由だ。



「だけど、なぁ……?」


「あからさま過ぎるだろ……。」


「あ、あの!」



学園側の考えを正しく読み取り、苦笑いを浮かべていた2人に突然降りかかった声。その声の主は立っているらしく、少し高い位置から聞こえる声に2人揃って顔を上げた。



「何?」



そこに立っていたのは1人の少女。ほとんど黒に近い千歳緑の髪。高く結われたウェーブしたポニーテールと明るい黄緑色の瞳が活発な印象を与える。



「えと。私、絹澤若菜。一般出身で、式が出来たのも最近なの。それで…」



楓も冴月も日本人特有の黒髪黒目からは程遠い色をしている。そこから式と契約をしてからそれなりに時間が経っていると考えたのだろう。それに加えて先程からの自分達の態度。2人が黒浦の言う何人かに含まれる事は想像に難くない。



「あぁ。先生が言ってたこと?」


「そう!多分2人は分かってる、よね?教えて欲しいなって。」


「うん…良いよ。俺は九十九楓、よろしく。」


「俺は天泉冴月。名字で呼ばれるのは好きじゃないから皆も名前で呼んで欲しい。」


「それ、もうちょっと早く言って。」


「だって楓は名前で呼んでくれたし。」


「おい。……って、ごめん。えぇっと、まず理解しておいて欲しいのがこの業界について。」



入学式当日、恐らく知り合いの居ない教室で早々に話始めた自分達はさぞ目立っているのか、この教室にいるほぼ全員の興味がこちらに向いているのが分かる。



「この業界について?」


「先ず、妖という存在と契約し特殊な力を得た俺達は繋人という立場の人間になる。一応公務員だね。だけど、仕事内容が特殊なだけに割り当てられる予算は少ない。あ、ここはやっぱりどうでも良い、いや良くは無いけど今は良いや。」



一応、否定の意味も込めて顔の前で手を振っておく。



「繋人っていうのは人と妖を繋ぐ者。その仕事は多岐にわたり、人と妖の共存の為に橋渡しをすることもあるし、荒れた妖と戦うこともある。ごく稀にだけど、神々の指示で動く事もある。これは知ってるよね?」


「うん。そこまでは流石に知ってる。」


「この学園の言う実技演習は多分それ。既に開花して繋人として動ける先輩について学ぶっていう内容だと思う。勿論俺達が開花する為の演習も多いはずだけどね。」


「それで、実技演習が多い理由なんだけどこれはやっぱり俺達に早く開花して欲しいからだ。」



その理由は、きっと繋の家系に生まれ育ったこの世代の人間ならば1度は考えたことがあるはずのこと。



「それはこの業界の上に居座り続ける爺達を退かせる為。」


「えっ…何で?」


「何でって、…知ってるか?今のこの業界酷いもんだよ。繋人って大層な名前付けてるけどさ、結局それは力を貸してくれる妖が居てこそ成り立つ仕事だ。」



人として生まれた自分達が人ならざる者と渡り合える力を持てるわけが無い。この業界は人に手を貸す妖がいるからこそ今まで続いているのだ。



「爺共の世代の繋人に、特別力の強い式は居ない。だから、爺共は力の強い妖や神々が起こす人間にとっての問題を解決出来ないんだよ。だから今この業界に残っている問題は並大抵の方法じゃ解決出来ないことばかりだ。」


「でもそこに「私達が現れた。」…聞いてたならもっと早く参加しろよな。」


「私達は別にいらないかな〜って思ってさ。」



突如冴月の言葉に被せて会話に入って来たのは霞色の髪が目を引く神秘的な少女だった。



「いるに決まってんだろ。1人1人が持ってる情報は多分違うんだから。」


「ごめんって。改めて、私の名前は更科千鶴。私も冴月と一緒で名前で呼んで欲しいかな。」



よろしくとお互い挨拶をした2人は再び話を戻した。絹澤は余程千鶴の言うことが気になるようだった。



「それで、私達が現れたってどういうこと?」


「そのままの意味だよ。私達、正確には私達より少し前の繋人から、強力な妖が式になることが増えた。中には神の眷属もいる。」



積もりに積もった問題を解決してくれる世代が現れたのだ。それも、自分達の孫世代。



「年々数が減って行く繋人。数は減って行くけれど、優秀な繋人は増えて行く。それは若い世代が優秀、問題を解決出来る力を持っていることに他ならない。じゃあ、お爺ちゃん達はどうする?」


「どうするって…」


「何もお爺ちゃんだけじゃないよ。お婆ちゃんも、おじさんもおばさんもみーんな考える事は1つなの。」



それは皆がされて来たこと。何も特別なことじゃない。この業界では当たり前のことだった。



「私達に全て押し付けて仕舞えばいい。」



『何もかもがお前達のせい。お前達が解決しろ。だけど美味しい所は自分達が貰っていく。文句はないだろう?自分達も同じように大人になったんだから。これも伝統というものだ。』



「私達ね、皆こうやって育って来たんだよ。」



特別なことじゃなかったとしても、それは少しずつ俺達の中に積もって行く。ドス黒い憎しみと、淡い悲しみとして。



拝啓、同胞達。俺と同じ存在、俺と同じ考えを持つ存在である貴方様方。俺は今からあなた方の仲間入りを果たします。どうか共にこの世界に黎明を告げましょう。てっぺんを入れ替えたその後で。



◇◇◇



話は唐突に変わるが、かつて妖は人の世に紛れ生活を共にしていた。それは御伽噺や地域伝承の話を聞けば想像に難くない事だろう。そして時代が進むに連れ、人の世は妖にとって住み辛いものとなった。



常世──それは永久に変わる事のない神域。死者の魂が行き着く場所であり、神々が住まう場所であり、妖が住まう場所でもある。



黄泉の国の王は閻魔、神の国の王は天照。

ならば、妖の王は誰か。そんなものは存在しない。妖ごとに長、ないしは王が存在し、他の妖と折り合いを付け暮らしているからである。



「おい、天狗の。」


「なぁに?鬼の。」


「近頃人の子を連れて来過ぎだ。気持ちは分からないこともないが一般の家から攫ってくるのは止めろ。」


「あらぁ、そんなに連れて来てるの?」


「鴉天狗だけで此処一月5人、くらいだったかな。」



常世の国のとある場所。そこで開かれる五大妖会議は、約二ヶ月という人ならざる者の感覚ではかなり短い期間で開催される。



「焦る気持ちも分かるけれど、一般の家から攫ってくるのは良くないわね…。」



天狗の長であるという少年に声を掛けるのが人魚の長。絹のような月白色の長い髪。水縹の瞳がとても美しい女性の姿。一見ただの人に見えるがその美しさは人間離れしており、露出度の高い着物を着崩している姿はとてもでは無いが現代の人間には見え難い。



「…私達も、誰かの式になるべきだと思う。」



次に口を開いたのは妖狐の長。楝色の瞳が印象的な彼女には、大きな耳が二つ、尾が九本生えている。首に巻かれた長い狐は生きているのか、ごそごそと時折動いている。



「えぇ、やだよ…。繋の家系の子は親が碌でもないもん。」



反対の意志を告げるのは未だ幼さを感じるような容貌の天狗の長。人で言えば十六歳ごろの少年に見えるが、その背に生える黒々とした大きな翼が彼が人では無いことを物語っている。



「頭をすげ替えるには有効な手段と言えると思うよ。」



妖狐の長に賛成する旨を告げたのは龍の長。片目を隠す様に伸ばされた前髪。それよりも長い後ろ髪を束ねた若い男。きっちりと着込んだ着物姿。彼もまた、人魚の長と同様に現代人には見えないものの、過去の人間にも見え難い。



「俺達が式になるなら、家柄はどうでもいいだろう。」



最後に、この話題を引き出した鬼の長。サラリとした長い漆黒の髪を後ろに一つ結んでいる赤眼の美男。黙って居れば普通の人間であるが、口を開けば鋭く尖った二本の牙が目に入る。龍の長とは反対に着崩した着物姿は、彼の右肩に入った彼岸花の刺青を晒すようである。



「えぇ〜?それ本気で言ってるの?」


「俺達の誰がどの家の人間の式になろうが、その家の家格は上がり繋の中での発言力は強くなる。代々繋の家系でも、一般の人間でもそれは変わらない。」


「それに、いざとなれば隠せば良い。」



既に3人が賛成派。そして具体的な対処法まで言われてしまえば、是と返す他ないのではなかろうかと言葉が詰まる。



「私も賛成よ。実は、少し前から目を付けてる子がいるのよね。」


「えっ、そうなの?」


「えぇ!繋の家系では無いけど、夏姫様とも波長が合うみたいなの。暫く目をかけてみようと思っているわ。」



自分以外の最後の1人。人魚の長までもが賛成してしまえば、本当に選択肢は1つのみとなってしまった。



「あ〜もう、分かったよ。僕も探してみる。…けど、なかなか見つからなくても怒らないでね?」


「良い人の子と出会えるかは完全に運。そんな事で責めたりはしない。」


「そういう君は心当たりの人間でもいるのかい?」


「いない。」



既に契約相手としてどうかと考えている相手がいる人魚の長と同様に当然気になる人間がいるのだろうと思っていた4人は、妖狐の長の発言への驚きに目を見張る。



「なら何でこんな提案を?」


「………勘。」


『………………』



開いた口が塞がらないとはまさにこの事。しかし、動物的勘の優れた彼女が言うのだからあながち的外れな策とも言えない。言えないが、その自信はどこから来るのか。流石、数多いる妖狐の長と言えよう。



「……まぁ、良いわ。確かに私達も何か行動に移さないといけないものね。きっかけが出来たと思って皆で良い人の子を探しましょうか。」


「里に戻ったら他の狐にも声をかけておく。」


「あら、それ良いわねぇ。私も言っておくわ。」


「なら私も。」


「俺も一声かけておこう。」


「はいはい。僕も言っとくよ。」


「それじゃあ、そろそろ今日の本題について話そうか。」

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