第17話5種類の人体白血球
困った表情で大原を見ていたが、思い出したようにアーッ!
と、短く発声した後で「だから僕の血液が使えるんですよ、大原君クン。」
「白血球には五種類あるように免疫担当のパトリオット型マクロファージ、レーダーが備わっているイージス型の好中球、これはリンパ球ですがね。」
「自分以外の侵入者を排除するサード型のリンパ球、そしてアレルギーに関与する好酸球と塩基球等があり我々は好中球とリンパ球をミックスした攻撃的トマホーク型の「しらたま球」を作ってワクチンに混入させ、日本国民にイヤ、地球人に投薬します。」
「 しかし、これの恐ろしいところは増殖した「しらたま」がガン細胞を作り副作用として白血病を発症する懸念が残っているが、先ずは作って厚労省に許認可を貰う事ですからね。」
カリッ!「あ、僕のアーモンド。」呆気に取られていた。
「これはこれは、済まないですね、僕のが無くなってしまったから目の前をみたら5粒もあるではありませんか!君は好きな物を取っておくタイプですか?それは感心しませんねえ・・・。」
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