9話目
俺の家に中村さんがいる、何故だろう?
また視線を感じる、視線の犯人はこの子じゃないのか?
「では、面接を始めます。」
俺がキョロキョロしていると朱里が意味不明な事を言い出した。
「よろしくお願いします。」
「では、どうして翔のことが好きなんですか?」
「一目惚れです!」
こうやって真正面から言われると照れるなぁ、ん?なんか足が重いな、気のせいか。
「わかりました、では翔さん答えてください。」
「俺は…中村さんのことが好きです。」
「では、結婚ということで!?」
「はい。」
ん?今度は体が重い、って、えええぇぇぇ!なんで!
「あ」
俺の体に中村さんによく似た女の子が抱きついていたのだ、とても可愛い。
「ちょっと
「え?お姉ちゃん?」
「そうです、私の双子の姉なんです。」
どうやら葵さんと言うらしい、ずっと抱きついてきて可愛い。
「…結婚して」
「いいよ」
しまった、勢いで返事をしてしまった、まあいいか、可愛いし。
「…よし」
「ちょっと待ったー!なんで葵姉は即決なの〜!?」
「すみませんでした。」
「まあ、いいけど後で葵姉みたいにさせてね」
「わかりました」
「よし!2人もお嫁さんが増えたから今日はパーティーだー!月詠さん、手伝いお願いできますか?」
「了解しました」
その後、俺たちはパーティーをしたのだが、葵がパチン!と指を鳴らし、真っ暗になったと思ったら目の前に大きなトランクが2つ置いてあった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます