【休載中】彼女いない歴=年齢?の僕が何故かモテまくる体質なようです。

ぱいん

1話目

ある日、学校から帰ってくると父が早く帰ってきていた。


父から話があると言われ椅子に座ると、


「実はお前はめちゃくちゃにモテまくる体質なんだ」

「は?」


俺は意味がわからなかった、そんな体質なんて聞いたこともないし、体質でモテるなんて本当に意味がわからない。


「びっくりするのは無理もない、僕もそうだったからね」


落ち着け、冷静になろう


「父さんもモテまくる体質なの!?」

「そうだ、モテまくる体質の子供は体質が遺伝する可能性があるんだ、でもお前の体質は少し特殊なんだ」

「特殊って?」


特殊って体質だけでもお腹いっぱいなのにまだあるのか…


「普通この体質の人は彼女が出来たら他の人にはモテなくなるんだでもお前は彼女が出来てもまだモテまくっていた。」

「待て、誰かと付き合った覚えはないぞ」

「ああ、覚えていないのか お前朱里ちゃんと婚約してんだぞ」

「えっ?」


いや待て待て待て、朱里と婚約?もうホントに夢じゃないかと思ってくる、試しに頬をつねってみたが痛い。

朱里は俺の幼なじみで、幼稚園からの付き合いだ、とても可愛く俺が密かに思いを寄せている相手だ、朱里と付き合えたらいいなと思っていたのだが付き合う前に婚約なんて話がすっ飛んでやがる。


「もうちょっと先に言おうと思っていたんだが政府が一夫多妻制を導入したもんでな」

「俺に奥さんをいっぱい作れと?」

「そう言うことだ、それと彼女を作るのを止めていたのは本当に申し訳なかった」


そう言って父が頭を下げてきた


「いいよ、あんま気にしてなかったから」

「ありがとう」


そうして俺はハーレムへの1歩を踏み出したのだった。

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