特殊科妖怪捕縛・殺害・調査・抹殺部隊

ちーずけーき

第1話




妖怪、霊。それは生態系に大きな影響を与えるもの

それを肉眼で視える特殊な生物がいた

生態系の突然変異種、龍

長く蛇のような体を持ち空を飛ぶ人間では伝説と呼ばれている生物

彼等は長寿で成長が遅くそれには一つの理由があった

妖怪や霊を倒すため龍たちは人里離れて隠れ里を作りそこを拠点として活動し、人間の安全を裏で保っていた

龍の中でも7つの部隊が存在しそれぞれ協力して妖怪、霊を祓ってきた

俺は早戸ハヤト 禮亥レイ

今日、ようやく六歳になり7つの部隊の一つ、俺と同い年のいくつかの子が振り分けられた【特殊科妖怪捕縛・殺害・調査・抹殺部隊】に入ることが決まった

俺には前世の記憶がある

あまり語らないが平凡バンザイの人生だったことは言える

俺が転生してこの里を観察したところある寺には霊が呪っている日本人形が大量にあったり、呪いの札が保管されてたり中にはヤバいものも保管されてるらしい

里の心得は弱者は死ぬ、強者生き残る。たったのそのこと

でも里の龍たちは死ぬことを恐れていない

自分の代わりはまだたくさんいるから

だから俺も恐れない

恐れないほうが、楽に成仏できるから

俺は、人間の守護龍として生まれたのだから

部隊の為に振り分けられた小さな寺院

玄関で靴を脱ぎ襖を開ける

そこには、三名の俺と同じくらいの少年たちがいた



「最後のやつがオメェか?ちょー弱そうじゃん」



赤髪のガキが煽ってきて



「だめじゃんか、澑徒ルト。あまり刺激しちゃいけないよぉ」



水色の髪の小僧が火に油を注いで



「......」



黒髪のヤツが黙ってそれを見ている

とてもよく分からない状況だった

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特殊科妖怪捕縛・殺害・調査・抹殺部隊 ちーずけーき @04110411

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