転生ですよ、ですから何度も言ってますでしょ。他のお客様もおりますので

茶碗蒸し

2xxx年


2×××年 転生システムができた。


政府が作ったものだ。


自分の人生を悔やむ人や、他の人生に憧れる人のために1人につき3回転生できるシステム。


2×××年までは亡くなり初めてなんらかのきっかけがあった時奇跡として起こるもの、それが転生であった。


この謎については政府は膨大な時間とお金をかけたりとあらゆるところに研究させた。

はじめは奇跡の石が必要ではないかなど、色々と試行錯誤された。


そしてついに亡くなっていなくても疑似体験で転生できるようなシステムが開発された。奇跡であったはずの事ができてしまうまさに夢のようなシステムができたのだ。

このシステムには最大の特徴がある。仮転生したのちにその人生の方がいいと言う場合に決まった番号を口にすればその人生をそこから先は生きる事ができてしまう。それこそがこの転生システムである。


転生できる対象についてシステム開発間もない頃は基本的に人だけであった。


しかし途中から


「人だとつまんない猫とか入れて」

「飛びたいな」

「海の中を泳ぎたい」

「カエルが好きだから入れてよ」

「カメレオンの色変わるやつやりたい」という要望を真摯に対応し続けた結果、哺乳類・鳥類、魚類、両生類、そして爬虫類という全てが追加される事となった。


それによって人とかぶる事もあまりなくなり、レパートリーもスキルも多種多様で皆が満足し政府も安心していた。


ところが安心したのも束の間それでは満足しない者も出てきた。今までの普通の転生ではつまらないと金が余って余って仕方ない金持ちたちが言い出したのだ。

そこでできたのがトリッキー転生である。


トリッキー転生は莫大な金を積めばなんでも転生できる。好きなものという意味ではなく"どんなものでも"という意味である。もちろんすべてと言っても常識的になしというものはこちらで選択肢から削除してはいる。


前にあったのは立て付けが悪い押し入れの引き戸への転生だった。転生したのは代々続く金持ちの家の爺さんだった。金持ちのじいさんは押し入れの引き戸で何度も何度も勢いよく締められてしまった。すぐに転生システムを解除して戻ってきたものの少し腰痛が出てしまったようだ。と言ってもじいさん自身がトリッキー転生を選んで、莫大な金を積んで自らトリッキー選択したのだから自業自得。


しかし世の中そんな簡単に済ませられない。

金持ちのじいさんは言った。


「お前らのシステムのせいで腰を痛めたぞ、ふざけるな」


「と言われましても、お客様が選ばれまし


「あ、なんだと?こっちはこのシステム開発にいくら金を積んだと思っているんだ?」


「大変申し訳ございません。でしたらご希望のものをおっしゃっていただければすぐに仮転生手続きいたしますので」


「そうじゃないだろ」


「とおっしゃいますと」


「トリッキー転生をやっぱりしたいだろ!わからんのか」


「でもそうしますとまたトリッキーで今回のような事が起こりかねますので」


「だからなんだ!そんなのお前らがどうにかすればいいだろ」


「と言われましても・・・・・」


「そうだ!お前らがわしのトリッキー転生して体験して戻ってきて報告しろ、そしたらわしは安心して転生できる」


「決まりだ!大丈夫だ、上司にはうちのもんから言っておく」


「ですがお客様」


「クビになるのと昇進してボーナスも弾むのどちらがいいかな?寄付もたんまりするぞ」


「ありがとうございます!かしこまりました」


こうして頭の沸騰したじいさんと、金に見事に目がくらみまくった当時の統括部長であり現常務の会話をきっかけに他の金持ち達もやりたいと言い出し収拾がつかなくなってできたのが【転生課】である。




「ふざけんなよーついこの前まで窓口で転生システムの説明と、クレーム対応だったのに転生課とかありえねー」


「だよねー最悪!!」


「意味不明じゃない?金持ちってなんなの?金あるなら自分の頭のネジ買って締め直せよ」


「ねーマジ勘弁。ネジ抜けないように私が締め直してあげようか!」


「マジありえねーあーーあーーあーー」


「あー今日も愚痴大会終わったところでやりますか?仕事」


「やりたくないーーーー」


「だよねーーーだるいーーーーー」


こうして、愚痴を発散しつつ私達はどんなものに転生してもいいようにしっかり準備体操をする。


「首よくほぐした方がいいよ!この前歯医者さんの患者に向けるライトわかる?あれになったんだけどね」


「うん」


「ぐいぐい角度変えられるからマジ首もげるんじゃないかと思ったわ」


「うわーそれきつい!それで湿布してたのか」


「そうおかげでしばらく湿布生活だよー」


「やべーー」


そんな会話をしつつトリッキー転生受付課についた。


「すいませーん、田口かよです」


「お、来たねーぐちぐちコンビ!えっと田口さんがこの3枚で、野口さんがこの3枚ね」


「はーい、ありがとうございますー」


「気をつけてね」


「気をつけます」

「頑張って気をつけまーす」


「てかさ他の人愚痴ないのすごいよね」


「そうそう皆たんたんとカードもらってたんたんと転生するよね」


「なんだろ、愚痴とかないのかね?」


「あるよねーうちらの名字の「グチ」と愚痴言うからぐちぐちコンビとか言われるけど愚痴ない方がおかしいよね」


「わかるわかる!」


そんな愚痴を吐いていると見た目銀行のATMにしか見えない機械の前にあっという間についた。


「やりますか」


「じゃーまたね」


先ほどもらったカードをこの読み取り機械に乗せるとデータが読み取られる。あとは転生出発ボタンを押すと転生できる。なんというか効率重視が目立つシステムである。



(楽なのならいいなー押すか)


ポチッ


「転生します、準備はいいですか?ではいってらっしゃーい」


どこかのテーマパークのような楽しいナレーションが流れた。



(あ、そろそろ転生するな)



ピーーーーーーーーーーーーーーーーー



『転生完了しました』


転生システムではまず視覚をのぞいた感覚が送られる。視覚は転生するデータが重いため少し遅れて使えるようにる。


「うるさい」

「なんか足あたたかい」

「え、動けない」


それらの感覚がわかってから少ししてナレーションが流れた。


『視覚の準備ができました、映像映します』


その瞬間目の前には犬がいた。


(犬・・・つまり足元の暖かいのは・・)


「ギャーおしっこ!クサッ!こら犬」


犬は電信柱の怒りなんて知るわけもなくスリスリとマーキングしてきた。


「クサッ鼻もげる」


鼻がもげるギリギリのタイミングで犬は去って行った。


「あー臭いし、電信柱だと姿勢正してなきゃでけっこう疲れるなー身体バキバキ」


筋肉痛を心配していると今度は学生がやってきた。


「あの教師ふざけんなよ!このヤロー」


学生はボディを殴ってきた。


「強靭なボディだから痛くも痒くもないよ学生くん」  


電信柱のため聞こえるわけがないが学生を小馬鹿にしつつ言ってみた。


「くそ、拳がいてー。なんだよ電信柱のくせにこのやろー」


ガキィーーーーーン


「いたーーーーーー待って金属バッドは痛いよさすがに!こら」


電信柱の声など学生に届くはずもないが叫んでいた。


学生はさらに続けて金属バッドで殴ってきた。


ガキィーーーーーン

ガキィーーーーーン

ガキィーーーーーン


「痛い痛い痛い、マジDVやろーー!」


『転生を解除しますか?」


「するするするする」


『承知しました、転生を解除します』



ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



解除音を聞きながら意識が消えていった。


気づいた時には自分の身体に戻ってきていた。


「うわー身体痛い、殴られたところも痛い。明日整体行こうっと」


1人つぶやき休憩室の前についた。


転生は体力をかなり消耗するため、1つの転生が終わると休憩を取るという決まりがある。


休憩室にはすでに転生課で1番無感情の吉川さんがいた。


「吉川さん、おつかれさまです」


「おつかれさまです」


「吉川さんは何になってたんですか?」


「私は、電車の吊革です」


「うわー大変そう」


「そうですね。たしかに、滝のような汗をかいている男性でしたので手汗等で顔は油でベタべタになりましたし、かなり強い力で引っ張るため手がちぎれそうになりましたが特に問題ありません」


「へぇーそうなんですか」

(ウソ?問題しかないよ?)


「はい」


「てか思ったんですけど、トリッキー転生とか絶対金持ちにおとなしくノーマル転生してもらうための手段だと思いませんか?」


「どうですかね。考えても仕方ない事は気にしないので」


「へぇー」


「それでは休憩終わるので失礼します」


「おつかれさまです」


「マジで感情ゼロだなー。吉川さん感情どっかに落としたか、捨てたなー絶対」


吉川さんが出て行きひとりごとをつぶやき疲れて仮眠をした。



ピピピピピピピピ

『休憩時間が終わりました。次の転生準備をしてください』


「うわーもうかよー。だる」


先ほどと同じ転生機械の前に移動しぐちぐちコンビの片割れとして、愚痴を呟きカードを乗せてボタンを押した。


(今度こそ楽なトリッキーでお願いします)


ピーーーーーーーーーーーーーーーーー



『転生完了しました』



「うわーぐるぐるする」

「え、誰か噛んだ?」

「ベトベトする」



『視覚の準備ができました、映像映します』


目の前には子供がいた。


「えっと、あ、ブロックになったのか」


ブロック田口を勢いよく投げる推定年齢3歳の子供。


「ぐわー投げるなー目が回るー」


「うわー舐めるな、顔が濡れる、よだれ!」


ブロックの声が通じないことなどわかっているが叫ばずにいられない。


「あーれーー目が回るーー」

「かむな、痛い痛い」

「あーれー目が回るーー」

「かむな、痛い」

壊れたようにエンドレスで叫び続けた。


耐えているとやっと、やっと怪獣は寝たようだ。


「助かったーー死ぬかと思ったー」


と安心した瞬間


「いたーーー!!!!」


突如でかい足に踏まれた。


「怪獣の母親か!いたいなーもう!」

 

「痛いーーちょっとブロック片付けてよ!お母さん踏んだ!痛かったよ!」


「こっちのが痛いわ!全体重で踏まれてるんやでコラ!」


『転生を解除しますか?』


「する!」



『承知しました、転生を解除します』



ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



解除音を聞きながら意識が消えていった。


「帰ってきたー顔えぐれてないかな」


そんな事を思い顔を手で確かめながら休憩室に入った。


「おつかれーかよ!」


「おーおつかれーなみ!」


ぐちぐちコンビの片割れと会えて嬉しくなった。


「かよ、どうだったー?」


「私、ブロックだよ!ガキに噛まれすぎて顔変形してない?」


「あはは、してないしてないー!ウケる!

私はテレビのリモコンだよ!身体中連打されてあざできるかと思ったよ!早く押すのやめてほしい」


「それも疲れるねーお互いおつかれ」


「だねーさて休憩終わりだ、行ってくるね」


「はーい、健闘を祈るよー」


「うーす」


片割れがいなくなった私は顔の輪郭を手で確認してから速攻で眠りについた。



ピピピピピピピピ

『休憩時間が終わりました。次の転生準備をしてください』


「うわーもうかよー。だるーーーい」


転生機械の前に移動しカードを乗せてボタンを押した。


(ラストこそ楽勝でありますように!)



ピーーーーーーーーーーーーーーーーー



『転生完了しました』



「風が心地良い」

「温かい」

「けっこう早く動くな」



『視覚の準備ができました、映像映します』 



一気に青空が広がった。


「わぁー気持ちいいーーー」


「えっとこれはサドルか!」


冷静に周りを見ると自転車のサドルになっていた。


「持ち主がそろそろ戻ってくるかな」


しばらくするとラーメン屋さんから25歳くらいの綺麗目なお姉さんが出てきて自転車の前に立った。


「あーこのお姉さんか。ま、楽ではあるか」


サドルとしてお姉さんの臀部が乗るのを待っていたがお姉さんは見ているだけでなかなか乗らない。


「あ、間違えた。あっちの自転車だった。恥ずかしい」


お姉さんは自分の自転車と間違えた事に気づいて顔を真っ赤にして去って行った。


「なにあれーかわいい!可愛すぎ」


お姉さんの天然さに癒されていると目の前にお相撲さん級のマダムがやってきていた事に気づいた。


「マダム、間違ってますよーあっちの自転車じゃないですかね?」


そんな願いも虚しくマダムの臀部が乗ってきた。


「おもっ!もげるー身体バラバラになるーあーもう腕潰れたわー」


あまりの重さにぺちゃんこになりながら必死に訴えた。


「死ぬーー潰れてます!誰か助けてください!救急車をーーー1人ぺたんこです」


サドルの声など聞こえないのは頭でわかっているが限界になりとにかく助けを求めた。


するとマダムが少しお尻を浮かせてくれた。


「あれ?相撲マダムに願いが通じたのかな?」


と思った瞬間


プーーーーーー


「クサッ!!!!え!テロ!!!!?」


突然ゆで卵が大爆発したような匂いに包まれた。


「くそ!マダムのオナラか!」


潰れて視界はゼロであるものの匂いからオナラと容易に特定できた。


「殺す気か!なに食べたらこんな強烈になるの!」


「あ、そうかさっきのラーメン屋さんのにんにくラーメンか!クサッ」


匂いで死にそうになりつつ推理をした。


『転生を解除しますか?』


「お願いします!早く早く!」


『承知しました、転生を解除します』


ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



解除音を聞きながら息を止め鼻を使わないようにしているといつのまにか意識が飛んでいた。



「クサッ!え、まだ臭い気がするー今日の転生ノルマ終わったし早く帰ってお風呂入ろうっと」


着替えるために急いで休憩室のドアを開けた。


「とりあえず医務室から先生連れてきて」

「はい、わかりました」


「どうしたんですか?」


「あ、田口さん。実は野口さんがバットに転生したんだけど」


「はい」


「野球部30人にグルグルバットを交代でされすぎて酔っちゃってこっちに戻ってきてもそのまま吐いちゃって」


「え、なみ大丈夫ですか?」


「大丈夫よ、とりあえず今先生呼んだから」


「そうなんですか、私にできる事ありますか?なんか飲み物買ってきましょうか?」


「じゃーお願いしてもいい?」


「はい、アクエリアスでいいですか?」


「野口さんの3枚目の転生代わりにやってくれる?」


「え?」


「ありがとう、助かるわ」


「えっと」


「これ、カード。よろしくね」


思っていたお願いと違ったため断ろうと口を開けかけた。


「かよ、ごめんね。私休憩したらできるから」


苦しそうな声でなみが言った。


「大丈夫だよ!なみは休んでて!私がチャチャチャと転生してくるから!」


なみの弱った姿を見たら口が勝手に動いてた。


今更断る事もできないしとりあえず仮眠だけしていつもの機械の前に移動した。


「あーやるしかないか」


覚悟を決めボタンを押した。

 

(まさかの4度目ーー!)


ピーーーーーーーーーーーーーーーーー



『転生完了しました』



「なんかぬくい空気」

「ジメジメしてる」

「男性の声」



『視覚の準備ができました、映像映します』  



その瞬間目の前には湯気が広がっていた。


「えっとなんだこれ」


「あー気持ちいいなー疲れたー」


男性の声が聞こえた。


「あーなるほど給湯器か!おもしろい」


男性が目の前で湯船に浸かりそれを静かに見守っていた。ちなみに首から下は全て自動でモザイクがかけられた状態になっており裸体などは見えないようになっていた。



「給湯器なら楽だなーポカポカして眠いくらい」


男性は目をつぶり気持ちよさそうにお湯に浸かっている。


そこからだいぶ時間が経った。


「あれ、長くない?おーい!」


ザバッ


「やべ、寝てた!うわ、ぬるくなってる」


「そりゃ1時間も寝てたらぬるくなるよ」


ツッコんでいるとピピと温度を上げられた。


「あ、えっと決め台詞言わなきゃ」


「給湯温度を38度から44度に上げます」


「44度ならすぐ温まるかな」


「え、暑くない?大丈夫かい?」


聞こえるわけないが一応忠告してみた。


「あー気持ちいいーー」


「おーそれならよかったよかった」


発声が終わりのんびりしようとしたのも束の間


「あつっ!!!!!!熱すぎる」


「だから言ったじゃん!もー」


聞こえるわけがないが親のように叱ってみた。


「あつ!やばい!下げよ」


ピピピ


「忙しいなーまた言わなきゃ」


「給湯温度を44度から41度に下げます」


「あ、やっぱり42度にしよ」


ピピピ


「もーそんなコロコロ変えないでよ」


「給湯温度を41度から42度に上げます」


「よし、これでいいか!」


「うん、もうおとなしく入っててくれ」


直後願いは儚く散った。


「やっぱり41度にしよ」


ピピ


「おい、いいかげんにしろ!面倒だな」


「またまた給湯温度を41度に変更します」


面倒になり少しアレンジと毒を加えて言ってやった。


当の本人は気持ちよさそうに鼻歌を歌い出した。


「ま、いっかー。今度こそのんびりしよ」


『給湯器に転生承知しました』


「え、なに、なんで?」


『3844414241により転生受けつけました」


「あ、そっか番号か!」


そのナレーションの後すぐに理解した。転生しているものになりたい時、転生希望番号を言う事で確定する。それをお風呂の給湯温度として言ってしまった事に気づいた。


「待って待って!キャンセルで」


『給湯器への本転生スタートしました』


「どうしよう、まずい。待って」


『本転生完了までおよそ5分』


「まずい、だんだん給湯器になっていく。手はどこだ、まずい」


『残り1分です』


「ダメだ、もう意識がなくなって・・・・・」





・・・・・・・・・・。





「大丈夫ですか?田口さん」


「え?」


「聞こえますか!転生レスキュー課です」


「え?」


「大丈夫ですか?給湯器から戻りますか?大丈夫ですか?田口さん?田口さん?」

 

「戻れるんですか?」


「特例ですが、今回の場合は検証した結果給湯温度ではないかとなりました。戻しますか?」


「はい戻してください!!!!


「わかりました。解除ラジャーー!」



ビーーーーーーーーー



そのまま意識が飛んだ。


「もうトリッキー無理!!!!!」


休憩室に戻ってきて思いっきり叫んだ。


叫び疲れと転生疲れで家に帰った。


その夜お風呂で給湯ボタンを押す時とても優しく撫でるように押した。


「いつもありがとう、給湯器さん」


人生で初めて給湯器に感謝した。





おしまい










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