失われた伝説！その果てに

第15話 学園生活 ３

織田志狼は、神之内八幡神社の境内の隅に行き、気絶した二人を心配している愛犬

たちの下に志狼は走って行った。その時に鴉の義経が異常に鳴きながら志狼の右肩に

止まりながら配下の鴉たちに沙菜美達と信玄＆謙信の間に入って威嚇する様に命令し

ている。異変に気が付いた志狼は！改めて信玄＆謙信の方を観察してみると。沙菜美

達の方は着衣の乱れはなかった。ただ単に気絶してるだけの様だった。信玄＆謙信の

方は一回り以上身体が大きくなっている？。何故だ？取り敢えず志狼は義経に仲間達

を自宅に集まる様に指示して、改めて信玄＆謙信に尋ねるのだった。

志狼

「信玄！謙信！君達は何者だ」

ゲリ＆フレキ

｢｢我々は北欧の最高神オーディンの僕（シモベ）で、ゲリとフレキです。スサノオ様！

今は貴方様の家族の信玄と謙信の身体（からだ）を借りて話しかけています｣｣

志狼

「最高神オーディンの僕（シモベ）が何故！此処に来ている？」

ゲリ＆フレキ　　

｢｢天帝の祖父神で盤古（ばんこ）が直接この地に降臨したので、オーディン様の命令で陰ながら

御身の家族を守る様にしていましたが瑞穂様の危機に対して、我々の独断で信玄＆

謙信に協力を持ち掛けて同化し救助しました。｣｣

志狼

「瑞穂達を助けてくれて有り難う。だが！このタイミングで救助に来れた？」

ゲリ＆フレキ

「スクルド様の予知能力とガルムとオルトロスの密告で当たりをつけて、昨日から！

護衛に来ました」

志狼

「それで、昨日に家の近所ペットや野生動物が騒いでいたのか？君達以外にも来日

しているのか？」

ゲリ＆フレキ

「北欧からはフェンリル様とハティ＆スコルの双子の狼神達とギリシャからは

ケルベロス様の犬神の４柱がオオグチノマガミ様の手引きで結界を抜けて潜伏して

います。その他の神々の援軍は大和の神々との話し合いで合流する事が決まります」

志狼

「犬神系の神々が多いという事は、連携して戦わなければ勝てないと判断したと

思えるな」

ゲリ＆フレキ

「スサノオ様の暗殺時と同じく、卑怯にも人質をとり無理矢理、仲間達を従えて戦闘

や使い走りをさせられています。今回の援軍は仲間達を奪還したい有志達です」

志狼

「取り敢えず。沙菜美達を運ぶのに君達！手伝って欲しい。鴉達のお礼と君達の

歓迎会をしたいと思うので宜しくお願いします」

その頃！廣瀬源起は早速、病院に行き手下の不良達A～Dに無理矢理！渾沌（こんとん）、窮奇（きゅうき）、

檮杌（とうこつ）、饕餮（とうてつ）を飲み込ませ。骨折や怪我を治して強引に病院に大金を払い、口止め

させた。その後で、すぐに手下達を退院させて、明日以降に織田志狼邸に襲撃して。

瑞穂達を拉致＆監禁生活(クスリ浸けにして嬲り犯す生活)を決行する計画を立てた。

別の場所では、剣の宮様と天津神、国津神そして現在！転生して覚醒済みの神々が

出雲大社に集合して会議を開いた。