第2話 プロローグ 2  横恋慕

檀君ダンクン


俺がこの地に来臨したのは、聖櫃アークが高天原に漂着したからだ。天帝の命で


聖櫃を強奪する為に密入国した。しかし、聖櫃の側に来た絶世の美女を見た瞬間に


全身に雷が落ちたように一瞬に恋に落ちてしまった。その為に彼女と聖櫃を絶対に


略奪してやると決意し策を練るのであった。


同時刻に町の近くの海岸で


イザナギ


「厄介な物が漂着したな」


イザナミ


「貴方!海の近くの森に何やら怪しげな気配が多数反応している」


イザナギ


「お前は子供たちと見物人を避難所に避難してから防御結界をかけろっ」


その頃、森の中では、天帝の命令で来た檀君と部下達は


檀君


「パンドラ、お前は隙を見て聖櫃の蓋を開けて中身を盗み亀甲船に運び込め!」


パンドラ


「嫌です」


檀君


「お前の子供の命は惜しくないのか?」


パンドラ


睨み付け「・・・・・・・・」


檀君


「奴婢のくせに口答えするなっ、黙って言う事を聞けば子供々こどもともども解放しても良いぞ」


パンドラ


「本当に解放してくれますか?」


檀君


「命令どおりに。聖櫃の中身を奪え、余裕があるならば !聖櫃のすぐ側にいる男を


殺せば、エピメテウスの下に子供共々帰してやる」


パンドラ


「わかりました」檀君に聞こえない声で「卑怯で嫌らしい奴」


檀君


「サッサッと行け、吾は今すぐにでも禁呪の召喚術を使い化け物達を、召喚して混乱


させるからな」


甄萱キョンフォン金蛙きんあ、お前たちは俺が九頭龍を召喚するから


町を混乱させてからパンドラの手助けをして、聖櫃の隣にいる男を殺せ」


甄萱


「部下連れて町を混乱させてからパンドラの手伝いをします」


金蛙


「混乱中、あの男を殺します」


檀君


「残りの奴は撤退の用意しておけ」


こうして事件が起きて聖櫃が壊れ中の超古代文明の科学機械制御装置等の設計図や


説明書と操作方法を永久に無くなって混沌の時代が始まります。









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