運命のツインレイシリーズPart16『永遠の愛編』

まえおき

　主人公、海原裕星の前に現れた地味な服装の若い女性。ストーカーのように裕星に付きまとっているが、どうやら不審者ではないようで……。

　8月になると、人気の古民家カフェがいつもガラガラになる不思議な現象が起きていた。

　それには78年前の悲しい出来事が大きく関わっていた。

　太平洋戦争が若い恋人たちを引き裂いたのは終戦間近なある日、まだ二十歳になったばかりの若者に届いた赤紙。そして彼は二度と生きて戻ることは出来ないと言われていた『特攻隊』に入隊したのだった。

　平和な現代と悲惨だった戦時中の二つの時代を超えて、恋人たちの思いがひとつに繋がる。

　いつの世も『永遠の愛』は強く清らかで、そして切ない。

　しかも、彼らは主人公、裕星と深い関わりが。裕星の運命にも関わる二人が愛を成就することで、裕星に危機が訪れます。

　今回のストーリーは、百田尚樹さんの『永遠の０』に感銘を受けて、戦時中の互いを想い合う恋人たちに焦点を当てました。

　プチサスペンスを入れた、時代を超えた愛のストーリーをお楽しみください！

　運命のツインレイシリーズPart16『永遠の愛編』は8月1日8時より毎日一話ずつ投稿させていただきます。

　またぜひお気軽にお越しくださいますよう、お願いいたします。😊🙏