〝真実に行く前に〟尚と話す。



〝あること〟を確かめる前に、

深見さんには、一旦病室から出て貰った。




頭に少し痛みを感じた後に、

背中がふかふかだった事に気づいて、

ここが、〝病室〟であることに気づいたから。




だから、半信半疑で.....................




「尚、私って............階段から落ちた?」




たぶん、私の記憶が合ってればだけど。




「あぁ、落ちたよ。大惨事だった。床中、

血だらけだったし、昏睡状態だったよお前」




やっぱり、当たってた。

私、階段から落ちたんだ。




昏睡状態までは知らなかったけど...............




「......あのさ、尚ってさ、心配、した?」




不安だけど、

一応、尚に問いかけてみた。



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