小学生 麻衣ちゃんと千代ちゃんの日常

堕落した猫

第1話 魔法少女になり世界を救いたい二人

千代「あっ、麻衣ちゃんおはよう~!」

麻衣「あぁ、千代ちゃんおはよう。朝から元気ね。」


千代「昨日テレビで魔法少女アニメを見たー?」

麻衣「当然見たわ。魔法少女は女子小学生の嗜みだもの。」


千代「私も魔法少女になりたいな。魔法が使えれば何でも出来るのに。」

麻衣「そうね。私も魔法少女になって魔法を使えるようになりたいわ。」

千代「だよね!」


千代「いいよね。魔法少女!」

  「魔法で悪の組織の人を懲らしめるの!」

麻衣「いいわね。魔法少女。」

  「魔法で悪の無用な国会議員を八つ裂きにするの。」


千代「えっ、麻衣ちゃん・・・無用な国会議員っていった?」

麻衣「そうよ、千代ちゃん!」

  「国会中に惰眠をむさぼる議員。法案を全く提出しない議員。党方針で

   野次飛ばし担当となり深く考えることもなく不快な野次を飛ばす議員、

   専門委員会では大した対案も出さなかったくせに本会議で欠席する議員。」

  「わたしの愛の魔法で八つ裂きにしてあげるわ。」


千代「そっか、麻衣ちゃんって実は愛国家だったんだね・・・」

麻衣「違うの、千代ちゃん。」

  「私は悪の無用な国会議員を魔法少女になって懲らしめたいだけよ。」


千代「懲らしめるだけなら、魔法少女じゃなくても良い気もするけど・・・」

  「普通に国会議員とかになればいいじゃないのかな?」

麻衣「駄目よ!!」

  「かわいく無いのは許せないの。」


千代「そ・そうなんだ・・・」

麻衣「えぇ、そうなのよ。」



千代「・・・いいよね。魔法少女。」

麻衣「・・・いいわね。魔法少女!」


以上

_______________________


たまに思いますけど、確固たる敵がいないほのぼの系魔法少女っておばさんになっても、魔法少女をやめられないんだろうな~。

かわいそうに・・・・(-_-)

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