はみだしてる

うちのオカメさん、12月になったというのに、日中はまだ抱卵中です。

ですが、どうやらちょっぴり飽きてきたご様子。

午後になると、集中力が落ちている感じです。

なぜ分かるのかって?


……床に卵が転がっているのです。




抱卵期を無事に越せそうな様子なので、ようやく告白いたします。

オカメさん、現在七個の卵をお腹の下に入れております……。

七個!?

ええ、七個!(三個は擬卵ぎらん)

実はオカメさん、結局今回の産卵期に四個の卵を産んだのです!

ガーン!!



最初の一個を11月5日に産んだオカメさん。

擬卵ぎらんを順番に三個入れ、本物卵一個を合わせて、四個の卵を温めていました。

満足気に温めて一週間を越したので、これは上手く擬卵で誤魔化せたのだと安心していました。

ところが一週間経った11月13日、何故か二個目をポロリ。(『二個目!』の回参照)

普通、一日おきに産むはずの卵を、どうして一週間も空けて!?

大混乱のおバカ飼い主を嘲笑うかのように、オカメさんはなおも一日おきに卵を産み足し、結局いつも通り、四個産みきったのでした…。


なんでなんだーっ!?

温暖化か!

やっぱり暖冬のせいかーっ!?




頭掻きむしって叫んでも、産んだものは仕方ありません。

とにかく注意深く見守ることにしました。


……しかしですよ?


七個!


無理、無理、無理!

そんなに入らないから!


オカメさんは、甲斐甲斐しく全部をお腹の下に収めようとしますが、必ずどこかからはみ出しているのです。

しかし、既に七個で認識しているものを、今更減してまた産み足したら??と思うと、怖くて擬卵を減らせません。

結局オカメさんは、ちょっぴりはみ出した卵達を毎日温め続けています。



ここで冒頭に戻ります。


ちょっぴり飽きてきたオカメさん。

最近、お腹の下から完全に卵が出ていても、全く気にしておりません。

夕方頃には、目の前に一個転がっているのに、知らんぷり。


……ねえ、もう飽きてるんでしょ、オカメさん。


『 まだだもーん! 』


そんな顔をして温めつつも、今日も夕方に出してとおねだりするオカメさんなのでした。



※ 七個の写真を近況ノートに載せました。

良かったらご覧下さいませ〜(泣)。↓

https://kakuyomu.jp/users/karamitu/news/16817330667912584608

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