憂い気に

グラウンドでは体育の授業が行われていて、楽しげにパスを求める声が響いてる。

気怠げに窓の外を眺める君。風に靡く薄茶色の髪が綺麗だ。

今日も、キョロキョロと目で追っている。きっと、××君だよね。好きなんだと噂で聞いた。

けど、ダメだよ。あまり見ないでほしいな。

だって××君は、僕のだから。


୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧


診断メーカーより

『目線の先には』をお題に


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