両片想いの成就
太い親指で僕の唇を撫でる。『柔らか····』と言って、反対の手を僕の頬に添える。
「練習····とかってダメ?」
「ダメだよ」
「じゃ、本番は?」
「もっとダメ····だけど、僕はいいよ」
首筋をタラッと伝う汗。蝉時雨が止む。
「やっぱ柔らかいのな」
はにかむ幼馴染に照れ隠しの肩パンを見舞う。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
診断メーカーにて
『セーフ寄りのアウト』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます