第20話 七曲署VS城西署

 7月23日 - 遊漁船「第一富士丸」と海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が衝突、死者30名。負傷者17名。

 新宿。無頼の青年、桜川竜也は、内藤春樹という関西人が経営するガソリン・スタンド兼レストランで働き始めるが、それは店主の美しい妻、松代に惹かれたためであった。多情な女、松代はすぐに竜也と関係を持ち、夫を殺害する計画を練る。自動車事故に見せかけて、うまく春樹を殺すことには成功するが、七曲署のトシさんは二人を疑い、春樹に保険金がかかっていたことから窮地に陥るが、弁護士、安田雷蔵巧みな手腕で、容疑を松代にのみかぶせ、保険会社との取引で無罪とする。 二人の甘い生活が始まったかに見えたが、今度は本当に自動車事故で松代が死んでしまう。竜也は松代殺しで告発され、春樹殺しについても告発された。

  

 七曲署と対立する城西署は風変わりな刑事が多い。

 - 密造刑事(柄本明役):正義感が強く、密造品の摘発に情熱を燃やす主人公。

- 浪人生刑事(五輪真弓役):元浪人生で、頭脳明晰な刑事でありながら、過去に秘密を抱えている。

- ヘビ刑事(美川憲一役):冷静沈着な刑事でありながら、時折ユーモアを交えた一面も持つ。



 新宿で、密造品が次々と出回る事件が発生します。密造刑事と浪人生刑事は、町の裏社会に潜む犯罪組織の摘発に乗り出します。


 密造刑事は正義感に燃える刑事で、自らの正体を隠して犯罪組織に潜入します。一方、浪人生刑事は謎の過去を持ちながらも、卓越した頭脳を活かし、事件の真相を探ります。


 事件の捜査の中で、密造品の製造場所が茅ヶ崎の埋立地にあることが明らかになります。裏社会との駆け引きの中で、密造刑事と浪人生刑事はチームワークを発揮し、犯罪組織の壊滅を目指します。


 一方、美川憲一扮するヘビ刑事は、町の裏の情報を収集し、密造品の売人たちを追い詰めます。彼の存在も事件解決に大きく貢献します。


 ダイヤモンドクルーザーと呼ばれる豪華な客船が、ある日突然消息を絶ちます。ドック刑事率いる特別捜査チームは、船の謎を解くために動き出します。


 船長が最後に立ち寄った喫茶店「ザーサイ」には、事件の鍵を握る重要な情報が隠されています。トシさんの奇抜なアイディアとブルース刑事のアクションを駆使し、チームは喫茶店の秘密を解き明かします。また、ザーサイは密造刑事の行きつけの場所でもある。


 また、池袋に住んでるロッカーも事件に密接に関わっており、DJ刑事は極秘の情報を解読するために活躍します。マイコン刑事は科学技術を駆使してダイヤモンドクルーザーの謎解明に貢献し、喜多刑事はカーチェイスで犯人、密造刑事を追い詰めます。


 事件の真相に迫るチームは、スイスへと辿り着きます。そこで彼らが目にしたものは、船に隠された驚愕の陰謀でした。長さんとテクノ刑事の活躍によって、船の謎が明らかになっていきます。

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