カセット、猫、青みピンク・・・作者の心の中に、非常に魅力的な世界が広がっていて、マグマのように胎動しているように感じました。私の咀嚼力が不十分なので、原石がまだ覆われているような、もどかしさがありましたが、このマグマの中から、更に物語が飛び出してくるんじゃないか、という気がします。垣間見えた世界に、もっと触れられたらいいな、と思いました。