あとがき クロノヒョウ
あとがき
自主企画のお題として出した
「教室で、恋に落ちた瞬間まで」
というシチュエーション。
ただそれだけじゃあまりにも普通すぎる。そう思った私は「年齢、性別は自由」として、学生同士じゃなくても男女じゃなくてもなんでもありですよ、という意思表示をしてみました。さらに思い付いて必須ワードに「チョーク」を入れたりして。
36作品も集まった皆さんの作品を読んで思ったことは、教室にもいろいろあるし恋にもいろいろある、そしてチョークの使い方にもいろいろあるということでした。それは当たり前のことなのでしょうが、私自身も「教室で、恋に落ちた瞬間まで」と言われたらやっぱり普通に学生の恋を想い描いてしまいます。物語を書く時に人と違う発想をしてみんなを驚かせるような作品を書いてみたい。そんな憧れを持っているのですがなかなかうまく出来ません。そんな憧れを皆さんはいとも簡単にやってみせてくださいました。もちろん王道の展開も大好きで面白いしそれを読みたくて企画したわけですが、改めて物語を書くことの難しさと楽しさを感じさせられた時間でした。
「教室で、恋に落ちた瞬間まで」
たったこのひとフレーズに無限の可能性がある。たったこのひとフレーズに人の数だけ違う物語が生まれる。普段思い付きだけで書いている私にとっては大変勉強させられる企画だったと思います。
ご参加くださった皆様、貴重なお時間を本当にありがとうございました。
クロノヒョウ
恋に落ちた瞬間アンソロジー ~教室~ クロノヒョウ @kurono-hyo
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