123 進化の系譜 その103
ダンジョンの分類を思い出しながらグラスランドの町のダンジョンはどーだったっけ……と思い返していた。
そして、新ゴーレムに殆どの戦闘を任せて……辿り着いたのは!?
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──その名前は……──
「お疲れ様ロム」
〈問題ありませぬ……姫はゆるりと歩いて来てくれれば……むっ!?〉
何でこんな昔の武士みたいな喋り方になったかなぁー……と思いつつ。いきなり緊張感が高まったので
「どしたの?」
と訊く。
〈強大な敵の出現を感知したで御座る!〉
ござる? 今度はお庭番か忍者かよ……と思いつつ、魔力を薄く延ばすように放つ。すると……
「げ……マジかぁー……」
反応のある方向を見ると……第2階層に降りる階段のある……広場に強大な反応が感じられる。
〈どうする?……
あんたは騎士なのか武士なのか忍者なのか……言葉使いを安定させろよ!
……と思わないでもないが、突っ込むよりも早くロムは広場へと駆けていた……ちょ、おいっ!
・
・
〈あんぎゃあーっ!!〉
〈ふっ……貴様に名乗る名など、無いっ!〉
言葉が通じてるようだけど……どっかで聞いたことのある言い回しだなぁーと思いつつ、
「アースドラゴン相手に何イキってんだっ!?」
と突っ込むしかなかった……いや何で第1階層から
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遥か過去に斃されたのは地竜じゃなくて
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