殺宇宙人鬼きらら姫

@k0905f0905

第1話

「ミス宇宙優勝者は⁈」

司会進行役のパなぺス星人がマイク越しに張りのある声をあげると、

ドラムロールが鳴り響いた。

「第一星雲コオロギ星の秋田姫です」

ワーっ,歓声。

「ちょっと、ちょっと、審査員おかしいじゃない」

すると、きらら姫が審査員たちに文句をつけた。

「どうして、わたしが優勝じゃないの⁈」

「それ、そういうところ。アナタは恐ろしく品位にかける」

審査委員長のアサ星人が鋭く指摘した。

「美しさに品位も何も関係ないでしょう。ちゃんと

審査しなさいよ」

「きらら姫は失格」

アサ星人が大声できらら姫を糾弾した。

「そう、そんなこというなら」

「なっ、なんじゃ」

「この星ごと消滅しろ。アラヘスアラヘスパパパリパー」

星が宇宙から一つ消えた。

きらら姫はこの事件を闇から闇に葬った。

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