140文字小説03「いたずらっこ」

私の趣味は偉人の墓参りだ。今日はとある山の小さな墓に来た。私が墓を拝んでいると、白いワンピースの少女がやって来た。こんな人里離れた山に少女が…背中がゾッとした。「へぇ。私が見えるんだ…」少女は大きな瞳で私のことをじっと見る。「やめなさい」住職の鋭い声がした。「すみませんね。娘が」


※この話はうさぴょん名義でtwitterに発表したものと同じものです。また同じ話をnoteにも投稿しています

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る