お助け!だれやらぶ

くろーろ( ˘•ω•˘ ).。oஇ

へっぽこ

首筋に冷気が触れるような感じがした。

「うーーん、つめたいい」

今度は声がする

「キテ...オキテ...オキロ...」

「んえ?」

目の前には、長髪の少女

「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

憑町翔太、魂の叫びである。

「おばけ!?やめて!!姉ちゃんなら面白くないし!母さんでも面白くない!父さんがやってたらちょいおもろいけど!!本物なら殺さないで!」

驚きすぎて、変なことを口走る。

「ちょ、え、あの、落ち着いて」

「うあああああああああああああ、だれか!!!!助けて!!!おまわりさん!!」

「落ち着きなさい!!!!」

口をふさがれた。タオルで。

「ふがっ!!ふぐ!ふぐぐぐぐぐ!がふっごほ!」

手と足を縛られた。シャレにならない。

「ごめんなさい。落ち着かないから、強硬手段に出させてもらったわ、えーーーとね、いきなりで悪いし、怖がらせちゃったけど、あなたに話したいことがあるの...話を聞いてくれない?」

「ぐふ」こくっ

「ありがとう。タオルは外させてもらうわ。叫ばないでよ?」

「ふぐふぐ」大きくうなずく

タオルがほどかれた

「怖かったああああああああああああ」

泣いた。泣きわめいた。

「え、あ、ちょ、え、あの、本当に、ごめん、ごめんね?悪意がないことを説明するから...本当にごめんって...ちょ、も、もう!どうすればいいのよぉ」

まさか、高校生が泣きわめくのを想定してなかったのか、彼女も涙目だ。

ふんっ、最近の高校生は泣きわめくことを覚えておけ

まぁ、一向に話が進まないので泣き止んでやる。

なんだか悪い奴じゃなさそうだ...たぶん

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お助け!だれやらぶ くろーろ( ˘•ω•˘ ).。oஇ @hightech81109

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