第7話ユウガオ

夏の夕方から咲き始め、夜に芳香をただよせる花。

ユウガオはウリ科の植物で、カンピョウの元。

4月下旬頃から5月に種まきする、一年草。

ユウガオの種子は硬いので、カッターや爪切りなどで、種子にキズをつけて一晩水に浸けて、膨らんだ種子だけを蒔く。

花言葉は「はかない恋」。源氏物語にも出て来ますよね。夕顔は別名「常夏の花」と呼ばれていました。「常夏の花」とは昔の「(常夏)ナデシコ」の呼び名。頭中将(とうのちゅうじょう)の愛人。源氏物語は読んでると、胸が痛む。


さて、脱線しましたが地植えなら60センチ間隔、プランターなら20センチ間隔で育てましょう。

鉢に行灯仕立ても良いです。

かなりツルが伸びますので、手の届く範囲で摘芯して、脇芽で棚に広げていきましょう。

病害虫の少ない植物ですが、たまに新芽にアブラムシが付きます。その時は、木酢液で対処できます。病気は炭疽病ですが、色が変色した葉っぱは、取り除き離れた場所に捨てて下さい。

泥の跳ね返りで弱るので、根本にワラなどを敷いて予防しましょう。

夏の夜に、ユウガオの一輪挿しをテーブルに置き、酒を飲むと最高です。

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