006.〈自然〉あめんぼ

新23.07.17

あめんぼがはし水面みなも

いくつもの波紋に押され秋天揺しゅうてんゆれる



◆思い描いた景色

 あめんぼが水の上を走る時、小さな波紋が沢山出来ます。

 水面にきれいな秋の空が映っているのに、あめんぼが作る波紋で揺れている。

 まるで沢山の岐路に迷っているかの様に…そんな気持ちを表現しました。


◆雑感

 上句を体言止め、下句も終止形。

 このぶつぶつと止まる感じは好きじゃないのですが、全体を見ると良い感じで詩になっています。

 とはいえ、視点の切り替え、リズムの整理に推敲の余地がありそうです。

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