登場人物設定 その2
【カーム】
イヅナ精密電子の『法務部二課』に所属する女性狙撃手。
物静かで控えめな性格と、音も聞こえぬ長距離狙撃の腕前から『翠静の凪』と呼ばれている。
法務部の中でも高い戦績を持ち、拠点防衛を主とする二課にあって一課の後方支援に出撃することも多々ある。
ブラストと組まされる事が多いものの、連携無視の単独戦闘を展開するため、彼のことはあまり良く思っていない。
紛争孤児で、物心付いた頃から狙撃銃と共にあり、I.P.E.による戦闘教育を受けて育ってきた。
人付き合いが苦手で、平時は部屋の隅の方で本を読んで過ごしている。
【
法務部最初期に存在したと言われる戦闘部隊『
漆黒の鎧を身に纏い、鬼神の如き強さで戦場を蹂躙したという。
『烏』は二挺銃・二刀流の使い手が揃った少数精鋭部隊だったが、10年前のとある任務の際に原因不明の壊滅を起こした。
隊員全員の遺体が発見される中、部隊長である黒死鳥の遺体だけは発見されず、現在も消息不明とされている。
以来、法務部内では二挺銃・二刀流は不吉とされ、暗黙の中に禁忌とされた。
【サクラ】
京極ハイテックスの精鋭部隊『Void』
『紫電の鉄拳』の異名の通り、その小柄な体躯に似つかわしくない巨大なナックルハンマーを得物としている。
純粋な戦闘力はサブリーダーには及ばないため、主に彼のサポートと敵の注意を引き付ける役割を担うことが多い。
しかし比較的感情が表に出やすく敵の挑発などに乗りやすい一面もあるため、チームリーダーに窘められることが度々ある。
【天帝】
『國』の最高権力者であり、『國』の創始者その人。
建国当時から絶大なるカリスマで『國』を成長させてきた執政者。
かつては自ら『國』の舵取りをしていたが、組織の運営が軌道に乗ってからは『神域』から出ることはなくなり以降は『神託の姫巫女』を介して自らの意見を伝えるようになった。
人間であれば少なくとも齢100を超える高齢のはずだが死を仄めかすような噂は全くなく、存在そのものが謎に包まれている。
【神託の姫巫女】
『天帝』の言葉を伝えるスピーカー。
組織として矢面に立つ存在としては『國』の実質的な最高権力者であるとも言える。
主な役割は『天帝』の言葉を伝える他、『天帝』以外ではただ1人だけ神域の中で住むことを許され『天帝』身の回りの世話も行なっている。
15年程で代替わりし、今の姫巫女は10年前に姫巫女の名を襲名した。
先代までの姫巫女は神域のどこかで何不自由無い暮らしをしているという。
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