純情な告白

Danzig

第1話

純情な告白



女が待っている所へ男がやってくる


男:〇〇ちゃん、ゴメン、待たせちゃった?


女:ううん、私も今来たとこなの


男:そっか、よかった・・・


少しの間、見つめ合う事も出来ずに過ごす間


女:ご、ごめんね・・・

女:わざわざ、こんなところまで来てもらっちゃって


男:ううん、全然


女:きょ、今日はさ・・

女:あんたに聞いて欲しい事があって・・・その・・・


男:そう・・なんだ


女:うん・・・・


少しの間、見つめ合う事も出来ずに過ごす間


男:で・・・・

男:どうしたの?

男:聞いて欲しいことって・・・

男:何かあったの?


女:う・・・うん・・・

女:でも、そんな大した事じゃ・・・ないんだ・・・けど


男:そっか・・・


女:うん・・・


少しの間、見つめ合う事も出来ずに過ごす間


女:あのさ・・・

女:私・・・あんたの事・・・・


男:うん・・・


女:やっぱ、いいわ・・・・忘れて

女:ゴメンね、呼び出しちゃったりして  ハハハ


男:○○ちゃん


女:ん?


男:僕・・・ちゃんと・・・聞いてるから


女:え?


男:○○ちゃん、僕ちゃんと聞いてるから・・・

男:ちゃんと、聞いてるから、言って欲しい


女:そ、そんな・・・・

女:や、やっぱ、はずかしいよ ハハ


男:そんな・・・


女:今度・・・また、言うからさ・・多分・・ハハ


男:○○ちゃんが言わないなら、僕が言う・・・よ


女:え?


男:実は僕、前から、〇〇ちゃんのこと


女:ま、待って


男:え?


女:やっぱり・・・さ、

女:私が・・言うよ

女:わざわざ、あんたに来てもらったんだし・・


男:でも、そんな事で・・


女:・・・・ううん、私に言わせて


男:う、うん


どうしていいか分からずに過ごす間


女:そ、そんなに、ジッと見ないでよ、

女:・・・恥ずかしいんだから


男:あ・・う、うん

男:ごめん・・・


女:私・・・・ね


男:う、うん


女:△△、あんたの事が・・・・好き・・・だよ

女:ハハハ・・・・言っちゃった(テレ)ハハ


男:ありがとう・・・

男:僕も〇〇ちゃんの事、好きだよ


女:△△・・・嬉しい


男:よかった両思いで


女:うん、よかった♪

女:ドキドキしちゃったけど、思い切って告白してよかった


男:うん


女:これからもよろしくね


男:うん、よろしくね





女:ねぇ、どうだった?


男:とってもよかったよ


女:ホント、やったぁ


男:〇〇ちゃん、とっても可愛かった


女:じゃぁさ、今度は神社の境内でやってみない


男:うん、いいね。

男:じゃ次は僕が告白する番だね


女:うん、楽しみにしてるね



以下、蛇足

(蛇足をするなら、兼役が必要です・・・)


友人1:またやってるよ、あのバカップル


友人2:この前は学校の裏でやってたよ


友人3:まったく、何度も何度も、何が楽しいんだか


女:夕暮れのバス停とかもいいわね


男:あ、いいね、それ


終わり

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純情な告白 Danzig @Danzig999

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