第10話 家族も辛いんです

 しんどいのは私だけ? いいえ、違います。家族も辛いんです。



 どんな辛さがあるのか、今から話していきます。



 少し私の家族について、まずは話していきます。

 興味無い方は飛ばしていただいて構いません。




 父と母と、姉が1人居ます。姉は今上京して、ほとんど会えていません。



 実家には今、父と母と私の3人で暮らしています。



 私の幼少期は、とにかく父と母が喧嘩ばかりで、数えるくらいだけど、時々殴り合いになっていました。


 その喧嘩の声が凄く怖くて、早く終わって欲しいと思っていたのを覚えています。




 今は仲良しですのでご安心ください。



 父は、すごく変わっています。なんでも出来ます。


 家のリフォームが初めてだったけど、この家を買って、リフォームは父と知人の2人で全部行いました。


 大工の現場監督を昔していた知人は、最初だけ手伝って帰っていきました。



 ボロボロだった家が、今は中に入るととても綺麗です。


 井戸水をお風呂とトイレと、外のミストに使用しています。




 と言うように、簡単には行かないけど自分で出来ちゃう人です。何かが故障しても自分で治します。




 そんな父ですが、怒ったらすごく怖いです。あと、怒られた時は意見を聞くふりをしてすぐ否定してきます。


 俺が正しいんだと言い負かしてきます。



 父の望むものは何か、考えながら過ごしていました。正直今もそれは治っていないかも……。私の自尊心が低いのはそのせいなのか……よくわかりませんが。







 母は、私のために色々してくれます。でも色々しすぎてストレスを溜めてしまう人です。私と似て人に流されやすくて傷つきやすいです。自尊心も低いです。


 看護師として立派に働きながら、裁縫の趣味でカバンを作ったりしてくれてるのですが、売るのはまだ無理かな、という感じ。私としては売れるくらいの物だと思っているのですが。








 そんな両親です。ざっくりそんな感じ。







 昔はたわいもない話ばかりで、心の内を話す関係ではありませんでした。



 今実家に帰ってきてからは結構話し合ったりしています。



 それで、親がどんなしんどさを抱えているかも話してくれていました。

 今はある程度は、しんどくないらしいです。





 まずは、私が寝たきりだった時のこと。



 寝たきりだったので、ご飯とかも全部持ってきてくれました。そういう身の回りの世話と、あと私ワセリンを結構当時塗っていたので、洗濯機がワセリンでベトベトになってしまい、どうすればいいか苦戦するのが1番きつかったらしいです。



 ワセリンがそんな洗濯機にとって驚異になるとは知らなかったので、びっくりですね……。今はほとんど使ってません。




 あとは、Bスポット療法を初めてから、少しづつ良くなるスピードが早くなったので、期待しすぎてしんどくなったみたいです。



 私に色々これもやってみたら? とか言ってくれたのですが、無理をしてしまい何度も症状が悪化しました。



 2週間様子を見ながら過ごすのは、結構難しいのです。


 どのくらいのペースで活動を上げるのがいいか、調整が難しい。私も今どこまで出来るのか、実はもっと動けるのか、よくわかりませんでしたから。今もわからないのかも。


 動いてすぐしんどくならないし、大体数時間後とか次の日にちょっとしんどくなるのでなかなか……。






 父からはここに来て何度か怒られたことがあります。


 父は専業主夫なので、ずっと家にいます。だから、私が来てしまったことで一人の時間が減ってしまった。それでストレスが溜まって、私に八つ当たりしてしまうと言われました。これは数日前に言われたこと。



 だから最近は結構2階で頑張って過ごしています。居間で皆で過ごす方が電気代も安くなるし、居間の方が涼しいんですよねー。



 長くなりそうなので、続きは次回。ではまた。

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