街でばったり

Danzig

第1話


男と女2の楽し気な会話(アドリブ)

女1、女連れの彼氏とバッタリ街で出会う。

切っ掛けは女1のセリフ


女1:あっ!


男:ああっ!


女2:え?



怪訝な顔で男を見る


女1:何してんの?


男:い・・・いや・・・あの・・・その・・・何っていうか・・・


女1:いや・・・じゃないわよ、あんた風邪ひいて寝てんたんじゃないの?

女1:大学(又は仕事)も休んだのよね?

女1:私、あんたのお見舞いに行こうと思って、いろいろ買い物してたんだけど・・・


男:あの・・・いや・・・風邪って・・あの・・・

男:そ、そう・・なんだ・・・けど・・・

男:いや、何というか・・・(アドリブ)


女1:(アドリブ)

女1:


女2に目線をやる女1


女1:それに何? その女

女1:随分めかし込んでるじゃない

女1:何処かのお嬢様か何かかしら?


男:あ、いや、だから・・・あの・・・これは・・・・

男:じ、事情というものがありまして・・・その・・・何というか・・・

男:止むに止まれぬといいますか・・・何といいますか・・・(アドリブ)


女1:ふーん・・

女1:まぁ、あんたには、後でたっぷり、その『事情』ってやつを聞いてやるからね


男:〇〇(女1)ちゃん・・


女1、女2を睨む

女2、男を見る


女2:〇〇(男1)さん、どなたですの? その方?

女2:

男:え・・・いえ・・・・これは・・あの・・何というか


女1:これ?


男:いやいやいや・・そういう事じゃなくて・・・あの・・・(アドリブ)


女2:はぁ・・


女2に歩み寄る女1


女1:ど~~も、はじめまして#!


女2:は、はぁ

女2:あなたは?


女1:私、一応、このバカ男の彼女ですが


女2:彼女・・・さん?


女2、男1をちらっと見る


男:いや、あの、だから・・ね・・・その・・


女1:あんたは、黙ってなさい!


男:はい!


女2:まぁ、怖い・・・・

女2:あぁ、昔の彼女さんですのね フフフ


女1:い・ま・も です!


女2:あら? そうでしたの?


女2、男1をちらっと見る


男:いや・・・だから、あの・・・


女1:何?


女1、男1を睨む


男:ひぃ・・・い・・いや・・・


女2:フフフ、彼女さんでしたら、もう少し彼氏さんには、優しくしてさしあげませんとね


女1:余計なお世話です!


女2:まぁ、何を怒ってらっしゃるの?

女2:

女1:別に! 何も怒ってないわよ


女2:まぁ、そんなカリカリなさって・・・・

女2:怒ってばかりいらっしゃいますと、男の方と縁が遠くなってしまいますわよ(クスッ)


女1:な・・・


女2:フフフ

女2:では、彼氏さんをお返しいたしますわね。 大事になさってくださいませ。

女2:男の方というは、手を放してしまいますと、何処かに飛んで行ってしまいますわよ(クスッ)


女1:返す? 

女1:返すって何よ、返すって、こいつを物扱いして、失礼ね


女2:あら、それは失礼いたしましたわ

女2:あなたが、あまりにも〇〇(男1)さんを自分の物のように扱っておいででしたので・・・つい


女1:な、何を言ってるの、そんなわけないじゃない

女1:それに、別にそんな奴、今更返して欲しくもないわよ、

女1:いっそ、あんたにあげるわ、好きにしなさい


女2:あら、まぁ


男:〇〇(女1)ちゃん・・


女1、男を睨む


男:ひぃ


女1:あんたとは、もうこれっきりよ。

女1:いいわね!

女1:さようなら


女1:あぁ~あ、買い物が無駄になっちゃったわ


男:〇〇(女1)ちゃん、いや・・・あの・・・・ちょっ・・・・・まっ・・


女1立ち去る


女2:あらまぁ・・・行ってしまわれましたわね


女2:でも、案外あっけない方でしたわね


男:え?


女2、男を見て


女2:さて、○○(男1)さん


男:は、はい!


女2:じゃ、参りましょうか


男:は、はい・・・


女2:フフフ、(アドリブ)


男:(アドリブ)


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