君と一緒にいきたい
閃めぐる
第1話気付けば
私、
好きな食べ物はシーザーサラダ、好きな動物は猫!
そういえば、いつの間にか私は死んでた。
死んだことに気が付いたのは前髪を直そうとした時…。
前髪を何度も何度も手でとかそうとしたけれど何故か 感覚が指に伝わってくることはなかった。そこで私は気付いた。「私、もしかしてユーレイになったんじゃね…?」
危機感はさらさらなし、今日目覚めた時からなんか美白肌だなぁと思っていたけれど、どうやら透けているだけだった。
周りを見渡しても私以外にユーレイらしき人は見えないし普通は成仏?されるんだよね?されてないってことは私、未練があるからユーレイになっちゃったんだ…
その未練というのを頭の中で探すように そこら中をぐるぐる回って電柱や人を沢山すりぬけた。
「むぅーっ…」と頭を抱えていた時私と同じ制服を着たメガネの男の子が汗を垂らし急いで路地裏から飛び出してきた。
「わっ、危なっ!…って、私死んでるからぶつからないのか…、生きてる時の癖じゃん!っははっ!」
馬鹿笑いをしているとき彼は私の目を見つめていた。確かに、目が合っているような気がするんだけれど……
「みえてる…?私の事。」
「綾瀬…さん…?」
ふわふわと浮いている私を唖然とした表情で見上げる彼はもしかして、、
「
「綾瀬さん…なんで…!」
ここは人通りの多い道だから不自然なところを見つめ大きな独り言を話している彼に群衆は冷たい視線を向ける。
「嶋崎くん…ちょっと場所変えよっか…」
「そう…だね。」
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