鼻中隔湾曲症の手術を受けました
武燈ラテ
1.鼻閉で耳鼻科を受診
もともと鼻づまり気味だというのは自覚してました。
スプレー式の鼻炎薬が欠かせなかった時期もあり、花粉症のシーズンは数か月、鼻がつまりっぱなし。
普段でも。
鼻だけで呼吸をするのが苦しい。
寝ているときも口から空気を吸わないと息苦しい。
逆に、ダイビングのときなど、口からしか呼吸できないときは、息苦しさを感じない。
気がついたときから、物心つけばそうだったので、自分が変だという自覚はあまりなく、花粉症や鼻炎で鼻詰まりがひどいときに耳鼻科に受診し
「鼻中隔湾曲症」
と指摘されるまで、
「鼻の通りなんて、みんなこんなもんだろう」
と思い込んでいました。
鼻中隔湾曲症。
鼻の真ん中にある軟骨が曲がっていて、鼻の穴を塞いでいる状態を指します。
レントゲンやCTで見れますが、ググっと「く」の字型に曲がって、鼻の穴を狭窄させています。
鼻から呼吸ができないのは当然だったのですね。
ですが、手術って怖いですよね。
特に、鼻を切って骨を削る手術ですよ。
想像すると、ゾワっとしませんか?
私は、します。
なので、耳鼻科で指摘された後も、
「まったく鼻呼吸ができないというわけでもないし」
と、鼻炎薬を使って対症療法でごまかし続けて何年も見ぬふりをしてきました。
しかし「ブリーズライト」を使わないとまともに鼻から息ができないというような日もそこそこ増えてきまして。
そういう日は鼻も頭もズキズキしてしんどいんですよね。
イライラもします。
片側が特に詰まっていることもだんだん自覚してきました。
寝るときに、右を下にして寝ないと、鼻からまったく息が吸えないんですよね。
鼻中隔湾曲症についてネットで調べるにつけ、このせいで「うつ症状」や「自律神経失調症」などの症状が出ている人もいると見かけました。
実は私、20年以上、うつ症状、自律神経失調症で苦しんでいます。
もしかしたら、鼻からいっぱい息が吸えるようになったら、この「普段からインフルにかかってるとき並みに体が重い、だるい」も軽減されるのでは?
えいと思い立って、鼻中隔湾曲症の日帰り手術をしているクリニックで、評判のよさそうなところを探しました。
1.クチコミに、手術に関しての悪い評判がないこと
2.鼻中隔湾曲症の手術を行った件数が多そうな医師であること
3.耳鼻咽喉科の専門医の資格を持っていること
4.その他耳鼻咽喉系の学会に所属している医師であること
5.手術前後に行きかえりがしやすい距離であること
6.内視鏡を使った手術を得意としていること
7.新しい技術や最新の情報への感度が高そうな医師であること
そういった条件で検索したところ、めっちゃよさげなクリニックが近場に見つかったのです。
国立大学医学部を卒業、いくつかの総合病院の耳鼻咽喉科の部長を歴任しながらクリニックを開業。
クリニック開業後の現在も、ほぼ毎日手術をしている(クリニックだからその医師ひとりがメイン執刀医でこなしている)。
機材も新しいものを導入している様子。
所属学会の多さから、新情報を入手することについても積極的かつ耳鼻咽喉科医とのつながりも広い(はず)。
ここがいいと思って予約を入れました。
ドキドキしながら受診日を待つと、あいにく当日はどしゃぶりの雨となりました。
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