14部隊しょうかい中

 朝ごはんを食べた俺たちはシーナもつれていつも授業を受けている作戦司令室のとなりに作られた教室へと集合する。


 茉莉花ジャスミン先生は作戦司令官でもあるから忙しい。だからすぐに行き来できるようにとの配りょからこうなっているのだ。俺は授業の前に昨日やっとの思いで終わらせた算数の宿題を提出した。何とか合格点をもらえた、ありがとうコウイチ。


 それから国語、理科社会と一通りの授業を受ける。途中で茉莉花ジャスミン先生は何度かいなくなる。戦線報告を聞いたり、作戦をまとめたりとやることが沢山あるのだ。そんな中で俺たちランドセル部隊の勉強も見てくれている茉莉花ジャスミン先生はすごい。


 ランドセル部隊。俺たちみたいな本来小学校に通っているはずの年齢の子ども隊員のことを大人たちは時折そう呼ぶ。そんな風に呼ぶ大人たちは大体が俺たちみたいな子供が戦線に立つのを良しとしたがらない優しい人たちだ。でも俺たちだって、みんな望んでここにいる。みんなそれぞれ理由は違うけど、俺たちは全員志願してここにいるんだ。キノコ怪人と戦う道を選んだんだ。だから引け目なんて出来れば感じてほしくない。でも、大人の人たちが子供を戦わせてしまってるって思っちゃうことも分かる。俺ももし自分の妹がここにいたらと考えるときっとこわいもんな。


 授業が全部終わったら、そのまま教室に居残るように言いつけられた。と言っても今日の授業には俺たちしか出ていないから、全員居残りだ。


 どうでもいいけど、シーナは授業中じっと話しを聞いていた。珍しいことにシーナがまじめに起きて人の話を聞いていたのだ。昨日はほとんどずっとねている姿しか見てなかったから起きて人の話を聞くシーナにおどろいた。てっきり授業中もすぐにねてしまうと思っていただけにそのおどろきは当社比三割増しだ。


「ねー、ヒトヨシくん、居残りってなにするんだろう?」


「なにって、シーナの事だろ?」


 机から身を乗り出したコウイチがゆらゆら揺れる。


「シーナちゃんのことっていってもぼくたちだって何にも知らないじゃん」

「そりゃ、そうだけど……」


 でもシーナを拾ってきたのはおれたちだ。


「まぁ、でもそのことでしょうね。この子ちょっとふしぎだし、そのまま安全な後方に下げるって訳にもいかないんじゃない?」


 俺が言いよどんでいるとリエカが後ろから手を組んで助け舟を出してくれた。


「ふしぎ……? あとわたしはしぃな。シーナじゃない」


 どうやらシーナ的にはリエカにふしぎ扱いされると引っかかるらしい。ただ俺の目から見てもシーナはふしぎだ。


「お待たせ。まずはしぃなちゃんといったわよね。少し話があるから……、こっちに来てもらえる?」


 指令室へと引っ込んでいた茉莉花ジャスミン先生がひょこっとこっちに顔を出してシーナのことを呼んだ。


 となりに座っていたシーナは立ち上がって、それから俺の服のそでを引っ張ってきた。どうやらいっしょに来いと言っているらしい。


「寺島班長もいっしょでいいわよ」


 その様子にすぐに気が付いた先生はそう付け加える。


「んじゃ、行ってくる」


 三人にそういってからシーナと共に指令室へと移動する。


 作戦司令室の茉莉花ジャスミン先生の机の前にイスがちょこんと一つだけ置かれている。間違いなくあれはシーナ用のイスだ。つまり俺はシーナの後ろに立っていればいいのだろう。


「しぃなちゃん、椅子に座って。少しお話ししましょう」

「分かった」


 小さく答えたシーナは俺の服のすそを小さくつかんだままでイスへと座る。俺の気分はさながら授業参観の時のお母さんだ。


「まず、最初にあなたはどこから来たの?」


 シーナは小さく首をかしげて、それから首を横に振った。


「よく覚えてない。でも、あっちから来た、と思う」


 シーナの指さした方向はおれの背中側、つまりT都のあるほうだ。


「あの、キノコの巣穴から……?」


「でも場所は良く分からない。外は出たことなかった、気が付いたらジーチャン班長さんの背中にいた」


「……、そう、ありがとう。それじゃあ次の質問、あなたはキノコ怪人の弱点を知っていたそうだけど、それをどこで知ったの?」


 難しい顔をした茉莉花ジャスミン先生は手元の紙に何かを書きつけていた。


「何で知ってるのか良く分からない。ただ、知ってるって分かった。それにあれは普通のキノコ怪人とはちがう。確か……、人がた変い菌糸類タイプビックシイタケ。だと思う」


「……。しぃなちゃんは自分の事どれくらい分かる?」


 先生の目の間のしわがとても深くなった。


「しぃなは……。しぃなの名前はしぃなで、年は多分、十一才。キノコ怪人に詳しくて、ちょっとおねぼうさん。それから……、空散菌糸気管支生育症くうさんきんしきかんしいくせいしょうを発症しない体質。それから、……、それから……、お父さんとお母さんがいない。あと、キノコ怪人は多分わたしのこと狙ってる」


 思い出すように指を折りながらシーナはそういった。とてもざっくりだった。それじゃあ何にも知らないのといっしょだ。にしても、シーナも俺たちと同じようにマスクなしで長時間運動できる体質なのか。


「狙われてる……?」


「うん、多分、だけど……」


 聞き返した、茉莉花ジャスミン先生にシーナは自信なさそうに答えた。


「理由聞いてもいいかしら?」


「くわしくは……、わたしにも良く分からない。でも、わたしはキノコ怪人にとって良くないものだって、わたしの中にあるちしきがそういってる。何が良くないのかは……、よく分からない」


 ばくぜんとした返答だった。それだけじゃ手の打ちようがない。


「何か他の記憶はないかしら? あなたの周りで記憶に残っている人とか……。そうね、こんな変な人がいた、とかそういうのでもいいわ」


 考え込むようにかみをかきあげた先生の質問にシーナはあごに手を当てて首を盛大にひねっていた。ゆっくりと首を戻してから、たっぷり時間をかけて答えを口にした。


「ジーチャン班長さんの背中は温かかった」


 あれだけ時間をかけて考えた末に出てきた答えがそれって、俺は一体どういう反応をすればいいんだろうか?


 先生の視線がこっちに飛んできた。きっと昔会ったことがあるのかとかそういうことを確かめたいんだと思う。俺にはそんな記憶はないから首を振って否定する。そしたらちょっと渋い顔をされてしまった。


「それじゃあ次の質問。しぃなちゃんはこの間の大型以外にもキノコ怪人の知識を持ってる?」


「わたしは、色々知ってる……、と思う。例えば、普通のキノコ怪人も足のうらから地面のエネルギーを吸って活動してるから、足元と体を分離できれば再生されることなくやっつけられる、とか。あとはあの大型シイタケ怪人の他にも、高い建物なんかにギタイしてエモノを待つエノキタケ怪人とか、溶けるように消えてちがう場所から突然出てくるツキヨタケ怪人とかいる事も知ってる」


 シーナの答えに先生の表情が微妙に変わった、ような気がする。先生は普段からおどろきを隠すのがうまいから全然自信がないけど。


「それじゃあ、これで最後の質問。あなたは、これからどうしたい? 望むなら安全な場所でくらすことも出来るわよ」


 これまでと違って、先生はじぃとシーナと目を合わせたままだ。


「ジーチャン班長さんたちといっしょがいい。わたし役に立つ、キノコ怪人の弱点分かる。それにわたしがもし本当にキノコ怪人に狙われてるなら、安全なところにいるとそこがおそわれちゃうかもしれない」


 とらえどころのない声色でシーナはそういった。


 茉莉花ジャスミン先生は頷いてからそっと目をつむって、それから腕を組んで考え込んでいる様子だった。


「分かりました。それじゃあ二人はみんなのところに戻って、そのまま全員待機していて」


「はい!」


 先生の言葉に敬礼して返事をする。その動作にシーナは軽く小首をかしげ、それから真似するように立ち上がって、へなへなな敬礼をした。それから揃って先生に礼をして教室へと戻る。


「二人ともおかえり。何の話だったの?」


 戻ればすぐにダイチが声をかけてきた。ふくよかな体と同じく、心もふくよかなダイチは良く人の事を気にかけてくれる。


「良く分かんない。わたしのこと聞かれた」


 俺にはシーナの意思を確認しているように見えていた。それはそうと、二人で一緒に元の席へと座る。


「あんたの意見はどうなの?」


「俺? 俺からは何ともなぁ……」


 リエカがこっちに疑問を振ってきた。ある予測できないこともないけど、それを今俺の口から話したところで何にもならない。だから、適当にごまかした。


 だけど、リエカはジト目でにらんでくる。多分あいつは頭がいいからみすかしているんだろうな。


「意外とシーナがうちの班に所属したりするんじゃない?」


 のんきそうにコウイチはさらっとそういった。自分で言っておいて、まさかないよね。と続けて笑った。「いや割とあると思うぞそれ」、と口に出すことは出来なかった。


 話していれば先生がもう一度教室に顔を出した。


「はい、先生からお話があります」


 そんな前置きをしてから先生は言葉をつづけた。


「明日、しぃなちゃんには検査を受けてもらいます。その結果次第ではありますが、しぃなちゃんには第十四班の正式なメンバーとして一緒に任務をこなしてもらいたいと思います」


 シーナはただ頷いていた。コウイチはぽかんと口を開けて、目を丸くしていた。ダイチは何故かうんうんと首を振り、リエカからの視線をひしひしと感じる。先生は俺たちの様子を気にせずそのまま続ける。


「ので、これから自己紹介の時間を取ります。まずは私ですね」


 先生が後ろのホワイトボードにペンで名前を書いていく。


 小柳茉莉花こやなぎジャスミン。漢字で書いて丁ねいに振り仮名もつけてくれた。


「私は小柳茉莉花こやなぎジャスミン。君たちの先生役でもあり、この前線基地の作戦本部長も務めています。呼ぶときは小柳司令官、もしくは茉莉花ジャスミン先生と呼んでくださいね、敬礼っ」


 突然の敬礼令におれたちは慌てて敬礼する。遅れることワンテンポ、シーナも俺たちに倣って敬礼した。


「と言ったら、必ず敬礼するように。ね? しぃなちゃん」


 シーナのほうを見て先生は軽く微笑んだ。シーナは小さくうなずく。


「返事をするときは元気に、はい! と言いましょう!」


 人差し指を立ててシーナにほそくする。


「はい」


 シーナはまたうなずいて、それから今度はちゃんと返事もした。


「はいよろしい。それじゃあ先生はちょっとお仕事があるから、あとはみんなで自己紹介してね」


 それだけ言うと先生はそろりとドアから指令室へと移動していく。


「びっ、くりしたぁ――!?」


 はぁーとコウイチがおどろきの声を上げた。そんなにおどろくことでもないだろうに……。リアクションが大きいのは、いいところでもあり悪いところでもある、と思う。


「あんた、大体わかってたわね」

「いや、うんまぁな」


 リエカのジト目に睨まれる。


「仲間がふえるのは、いいことだ! これからよろしくね」

「うん、よろしく」


 ダイチは動じることなくシーナにあいさつをしていた。シーナもそれに応えてうなずく。


「で、自己しょうかいって、どうするの?」


 コウイチは誰にともなくいった。みんなして考え込み始める。仕方ない、ここは班長である俺から行くことにしよう。


 すっと立ち上がって、ホワイトボードの前へと移動して、先生の名前を消して、ボードに己の名前を書き込む。


 寺島仁理てらしまひとよし。しっかり振り仮名も振った。


「おれの名前は寺島仁理てらしまひとよし。十一才、第十四班の班長だ。好きな食べ物は、鶏のから揚げ、キライなものはキノコ怪人。日かは朝のランニング、よろしく」


「ひとよしなのに、何でジーチャン班長さんなの?」


 俺の自己しょうかいにシーナがふしぎそうに首をかしげた。俺だってなんでそれが定着したのかとてもふしぎだ。


「あー、それはね……。ぼくが、仁理ひとよし仁理じんりって間違えちゃって、それでジーちゃん班長? って言っちゃったんだ。それで、リエカがそれを面白がって、ずっと呼んでるうちに僕にもうつっちゃって……」


 ダイチが俺にかわって事情を説明してくれた。


「なるほど、それでジーチャン班長さんなんだ」


「それに納得するのはいいけど、流石にちゃんに班長にさんもつけられると文字数が多すぎるって気づいてくれよ」


 もうジーチャン班長と呼ばれるのはなれたけどそれにさらにさんも加わると、もうフルネームで寺島仁理と呼ばれたほうが文字数が少ないという本末転倒な事態におちいるのだ。


「よし、じゃー、次はボクだ!」


 がっくりと脱力した俺と入れ替わるためにコウイチがやってきた。バトンタッチして席に戻る。


 ホワイトボードに新しい名前が書き込まれていく。


 財部亘一たからべこういち。それがアイツのフルネーム。


「ボクの名前は財部亘一。ヒトヨシくんと同じく十一才。みんなからはコウイチって呼ばれてますっ! 好きなものは……、お米。キライなものはキノコ怪人。ヒトヨシくんについての相談ごとならいつでも受け付けるよ! 苦情も本人にちゃんと伝える! よろしくね」


 ぐっ、と親指を上げたコウイチがいい笑顔をしていた。なんだその、俺についての相談ごとがあるの前提な感じは。


「分かった。ジーチャン班長さんから何かあったらコウイチにいう」


 シーナも親指を上げて何故か分かり合っていた。なんなんだ。


「それじゃあ、次はぼくが行くね」


 ダイチがそう言ってホワイトボードへと歩いていく。入れ替わりにハイタッチしてコウイチがこっちに戻ってきた。


 きゅきゅとホワイトボードに名前が書きつらねられる。


 江ノ本大智えのもとだいち。班で一番力持ちのダイチ。


「ぼくは江ノ本大智えのもとだいち。年はまだ十才だけど、来月には十一才。えぇっと、好きな食べ物は……、チョコレートに、カレーに、パフェに、お寿司に、アイスに、しょうが焼きに、パンケーキに、オムライスに、ポテトチップスに、メザシに、大福、イカスミパスタに、ティラミスに、そうめんに、ザッハトルテに、厚焼き玉子に、シフォンケーキに、タコライスに、チーズタルトにえぇと、えぇと、それから……」


「ダイチ食べるのが好きなのは分かったから、先に進もうぜ……」


 食べ物の名前を指折り数えだしたことに突っ込みを入れれば、ダイチは頭の後ろを軽くかいて少しだけ照れた様子を見せる。


「キライなことは、お腹が空いたっぱなしになること。あと将来の夢があって、キノコ怪人のいない世界で料理人になってみんなをお腹いっぱい幸せいっぱいにしたいなって思ってます!」


 ぺこっとダイチは最後におじぎをした。


「知らない食べ物たくさん、すごい。わたしも食べたい」

「今度みんないっしょに食べようね」


 リエカとハイタッチして入れ替わり、戻ってきたダイチとシーナが言葉を交わす。リエカはホワイトボードの前に腕を組んで堂々と仁王立ちをしてから、振り向いて名前を書きだした。


 蘇芳理江華すおうりえか。やたらに苗字が難しくて、俺たちの中で一番頭がいいリエカ。


「それじゃ、あたしね。あたしは蘇芳理江華すおうりえかよ。年は十一。好きなものはくまうさぎさんちゃん。キライなものはもちろんキノコ怪人、あとそれから自分勝手な人。特技は暗算、得意科目は全部。よろしく!」


 堂々としたたたずまいだ。おれは少し情報を付けたしておこうと口を開く。


「ちなみにあの金髪クルクル頭はカツラで、毎朝鏡の前でセットしてる」


「あぁ! こら、それをバラすなぁ!」


 座っているおれへと指を指しながら足でと軽く床を叩いた。


「いやいや、同じ班になったら同じ部屋で過ごすんだし、すぐにばれちゃうでしょ」


「……それもそうね」


 だが、ダイチの指摘に納得したらしい。


「カツラって?」

「ニセモノのかみの事だよ」


 頭にはてなを浮かべたシーナにコウイチがそっと教えていた。


「最後はシーナの自己紹介の番な」


 そう声をかけたら小さく拳をにぎってフンスとうなずいた。


 戻ってきたリエカが軽く手を上げる。シーナはそれをふしぎそうにしばし見てから意図をくんだようで、パチンッとハイタッチして、リエカと入れ替わりホワイトボードの前まで歩く。ただ加減が全く分かってなかったらしく、リエカはちょっとばっかし涙目になっていた。


 きゅきゅぅとシーナが名前を書いていく。


 しぃな。とだけ書かれていた。しぃなには苗字というがいねんがないらしい。


 というか、シーナじゃなくってしぃななのか。それであの訂正だったのか。


「わたしはしぃな。シーナじゃなくて、しぃな。コレ大事」


 振り返ったしぃなはさらに強調する。じぃと一度全体を見回してから、最後にじっと俺のことを見ていた。散々シーナって呼んでたから、念押しされているらしい。


「しぃな、な。分かった、これからはちゃんと呼ぶ。だからしぃなも俺のこともちゃんと呼んでくれな」


 観念してしぃなと名前を呼ぶ。ついでに俺の呼び方も訂正するように要求してみた。


「えぇと、ヒーチャン班長さんでいい?」


 ヒーチャンなら確かにヒトヨシのあだなとしては適切だと思った。だけど、根本的にそうじゃない気もする。


 うん、もう諦めよう。


「あぁ、うん、それでいい」


 しぃなは満足気にうなずいて、それからまた考えながら口を開けた。


「えぇと、好きなものは……、ぐっすりねること。キライなものは……、キライは、よくわかんない。よろしく」


 うーんと首をかたむけながらなんどもまばたきをして、それからぐっ、と親指を立てる。どうやらサムアップが気に入ったらしい。


 これで全員の自己紹介が終わった。この後のことは特に何も言われてないから今日は解散ってことでいいはずだ。


「それじゃ全員の自己紹介は終わりでいいか?」


 ぱんと手を叩いてみんなの意識を自分に集める。


 四人とも言い残したこともないらしく、そろってうなずいた。


「よし、それじゃあ今日はこれまで、宿舎に戻ろう」


 なぜならば、もう時刻は夕方過ぎだからだ。

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