天然可愛いサキュバスが、あの手この手で癒しながら俺を堕とそうとして来るのだが【ASMR】
空豆 空(そらまめくう)
第1話 癒し屋 蘭 へようこそ!
★この作品は音声化コンテスト用作品のため、ヒロインの一人語り形式です。
ヒロインに話しかけられている主人公になった気分で読んでください(*'ω'*)
それでは、スタート!!
――――――――――――――――――――――――――
カランカラーン
//SE お店のドアを開けた時の鈴の音
「いらっしゃいませー! ようこそ、癒し屋
「あ、お客様、もしかしてはじめてですか?」
「そうなんですね。ご来店ありがとうございます♡ それで、あの……、今スタッフみんな指名入ってて……新人の私しかあいてないんですけど、私でもいいですか?」//不安そうに
「え、いいんですか!? わあ、嬉しいな!! ……あなたが私のはじめてのお客様です。精一杯、癒させていただきますねっ」//嬉しそうな笑顔
「じゃあ、本日担当させていただきます私は、サキュバスのメイと申します。
よろしくお願いします!」
「それでそれで、まずはこのお店について説明しますね」
「当店は、現代社会にお疲れのお客様に癒しを提供する“癒し屋” でございます」//覚えたてな感じで
「担当は指名制、好きな女の子をひとりお選びください」//新人ぽく
「……と言っても今は私しかいないんですけど……」//てへ、という感じでここは地が出る
「コースは、お客様のご要望に応じるAコースと、お疲れに応じてこちらでメニューを組ませていただくBコースがございますっ!」//覚えている言葉を言い切ったという感じ
「えっと、それでそれで……ご希望の癒しは御座いますか?」
「……え? わからない? そうですよね、はじめてですもんね。んーっと、……見たところお疲れのご様子だし……マッサージとかいかがでしょうか」
「……あ、OKですか? はい、かしこまりました!」//オーダーが決まって嬉しい
「それでは、個室へとご案内しますね。え? 個室なんてすごい? でしょでしょ? 完全個室性がうちのウリなんです! オーナーもそこを自慢してました!」//明るい笑顔で嬉しそうに
「今日は、い――っぱい! 癒されて行ってくださいね♡」//元気に可愛く
//SE 静かに歩いて行くふたりの足音
//SE ドアが開く音
「はーい、ここが本日のお部屋です!」
「ここはマッサージ用のお部屋なので、照明も暗くて、ブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気のお部屋になります」
「あ、そうなんです。うちのお店、いろんなお部屋があるんですよ。一緒に映画見るための大きなスクリーンがあるお部屋とか、ふたりで入れるひろーいお風呂とか、赤い照明でなんかちょっと大人な雰囲気のお部屋とか」
「あれー? 気になります? 顔に出てますよー? 可愛い♡」//いたずらっぽく
「でーも、今日はマッサージなので、このお部屋でーす。気になるならまた来てくださいね♡ えへへ」//微笑み
「えっとえっと、話がそれちゃった。それでは……早速ですが、オイルなどで汚れてしまうといけないので、そちらの紙ショーツにお着替えください」//新人ぽい感じ
「あ、私の服装は今のままで大丈夫ですか? ご要望があればお客様好みの衣装に着替えますが……」
「え? 今のサキュバスの格好のままでいい? わ―嬉しいな。気に入ってるんです、この格好。胸元のハート型の切り抜きとか、可愛いでしょ? へへ」
「あ、このしっぽですか? これはアクセサリーじゃなくて、私のです」//少し恥ずかしそうに
「それでは、お着替えが終わったくらいにまた戻って来ますね」//少し弾んだ声
//SE サキュバスが去っていく足音 //嬉しそうな空気感
//SE 出ていくドアの音
//SE 主人公が着替える衣擦れ音
//SE サキュバスが近づいてくるゆっくりとした足音
//SE ノックする音
//SE ドアが開く音
「失礼致します」
「お着替え終わりましたか? え? 紙パンツ一枚は恥ずかしい?」
「何言ってるんですかあ、裸よりマシでしょ?」//明るく
「恥ずかしさも忘れるくらい、気持ちよーくしてあげますね♡」//囁き声
「へへ、じゃあ、ベッドに寝てください。まずは仰向けでお願いします」
「はーい、では、首元に温かいタオルを敷くので、少し頭失礼します」
//演技依頼 頭を触る
「あ、ごめんなさい、おっぱい当たっちゃいました?」
「慣れてなくて……、気を付けますね」
「え、大丈夫? ありがとうございます、お客様優しいなあ。私、優しい人って大好きです」//天然ぽく
「えっと、それから……目元にも温かいタオルを乗せますね」
「気持ちいいでしょ? そのままリラーックスです。リラーックス」
「では、頭皮からマッサージしていきますね」//優しく
「目を閉じて、肩のちから抜いてくださーい」//囁くように
//SE マッサージの音
「あーお客様、頭皮がすでにカチカチじゃないですかー。ダメですよー?」
「ここが固いのは不調のサインです。目とか肩とか酷使してたり、ストレス溜めてないですか?」
「あはは、図星ですか。お仕事、大変?」
「サービス残業ばっかり? そうなんだ。切り上げて帰ったり出来ないの?」
「ああ、同僚に小さい子どもさんがいる方がいるんだ。それでその人を早く帰らせてあげるためにサービス残業してるんですね。……優しいですね」
「でーも、こんなにカチコチになってたら睡眠の質にも影響してくるので! 今日は私がしっっっかりほぐしていきますね♡」
「じゃあ、まずは……こめかみのあたりのツボを四本の指の腹でさすり上げていきます」
//SE マッサージの音
「ぐ――っ、ぐ――っ、ぐ――っ!!」
「はい、次はこめかみのあたりを四本の指の腹でくるくるくると円を描くようにほぐしていきますね」
//SE マッサージの音
「気持ちいですか? よかったです。い――っぱい、気持ちよくなってくださいね」
「次は首の根本をほぐしていきます……ぐ――っ、ぐ――っ、ぐ――っ!」
「ここもかたーい」
「普段頑張ってる証拠ですね」
「そして、頭皮全体をほぐしていきまーす。くるくるくるくる……」
「だいぶほぐれてきましたよ♡」
「じゃあ、次はお耳です。お耳触りますね」
//演技依頼 耳を触る
「ひゃっ、もう、お耳、弱いんですか? 可愛いなぁ♡」
「でも、耳って全身マッサージに匹敵するくらい効果があるって言われているんですよ。だから、やめてあげませーん」//冗談ぽく
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