第3話

え?

ここ、ビジネスホテル?

あれれ?

まさか、カラダで払うって…

「働け」ってことぉ?!

「はい、じゃああんたにはここでシェフになってもらいまーす!」

うわぁああぁ、

マジか…

よし!

俺は逃げ、

「時給1250円からでーす」

…やるか。

で、何すればいいんですか?

「そうだねぇ、とりあえずまかないを2人前作ってもらえる?」

はぁい!

料理初めてだけど、大丈夫かぁ!!

……

できた!

味噌汁とだし巻き卵らしきもの!!

よし!

「んー、ちょっと味薄いけどまぁ美味しい」

ふふん!

凄ぇだろ?

あ、あと1人分あるけど、それは誰が食べんの?

「あぁ、それね?私の明日のお弁当。」

じゃあ冷蔵庫にっと…

「こっち見て?」

え?

「口開けて?」

ハムっ

「お腹空いてたでしょ?」

……

最高かよ…

ありがとう、笠木…

「あ、もう6時だから帰っていいよ?」

えぇ?

「でもそのかわり明日またここに来てね?」

はぁーい♪

……

今日めっちゃ良かったなぁ…

明日俺、タヒぬんかなぁ、

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