もやしを食べれば美味くいく〜ダンジョンに転移したオッサン、もやしを育てていたらダンジョンの主と勘違いされてました〜

豆太郎、もやし布教。

もやしには葉緑体がありません

第70話 登場人物紹介

今までの登場人物紹介です。

人数が増えてきたので、読んでいただいたほうが話に入りやすいかなと思います。

好きなもやし料理は物語が進む中で変わる可能性もあります。

【育田　豆太郎】

異世界転移した平凡なサラリーマン（32）。

もやしをこよなく愛し、ときに育て、ときに食し、のんびりとダンジョンで暮らしている。魔物を２匹飼育中。（ヤギと鶏）

好きなもやし料理：あえて言おう、すべてだと。

【ソーハ】

ダンジョンの主の魔人。外見年齢12歳。

時々人間を召喚しては、恐怖に怯える様を見て楽しんでいた。

が、豆太郎が全然怯えないどころか、もやしを育ててスローライフを始めたので焦った。

なんとかしてビビらせようと躍起になっていたが、いつの間にか一緒にもやし料理を食べるようになっていた。なぜかは本人もよく分かっていない。

「人間と魔人が共に生きていいのか」と苦悩していたが、最近ふっきれた。

好きなもやし料理：もやしの肉巻き

【レンティル】

ソーハに付き従う魔人。外見年齢20代前半。

ソーハが暴走しないように時にたしなめ、時に褒め称えるしっかりもののお目付け役。

ソーハに新たな知見を与えてくれた人間の豆太郎には感謝しつつ、料理については対抗意識を燃やしている。

好きなもやし料理：もやしとひき肉のつくね焼き

【エルプセ】

炎の勇者と呼ばれる冒険者の男の子（18）。

世話焼きで苦労性。考えすぎて袋小路にはまることが多い。

豆太郎と出会い「こんなに適当に生きてるおっさんがいるなら、自分もそんなに悩まなくていいのかもしれない」とちょっと前向きになった。

最近は自分の力も制御できるようになり、少し自信がついてきた。

好きなもやし料理：ラーメン風もやしスープ（ぴり辛）

【ファシェン】

風の勇者（27）。

老若男女をとりこにする絶世の美女。しかし先祖の血の影響で鳥の姿になってしまうという因縁を抱えている。

うっかり豆太郎に恋をしてしまった。

好きなもやし料理：豆太郎の作るもやし料理

【リンゼ】

水の勇者（16）。けれどその力は、魔物によって与えられたものだった。

魔人ソーハ、豆太郎、そしてパーティーの仲間達にその命を救われた。

恩を返すため、豆太郎のもとに弟子入りをし、もやしの布教をしようと張り切っている。どうしてこうなった。

好きなもやし料理：もやしのとんぺい焼き

【ザオボーネ】

土の勇者。エルプセ達のパーティーのリーダー。既婚者。

豪快なようで仲間達をよく見ているパーティーの要。

豆太郎とは酒飲み仲間。

好きなもやし料理：もやしのピリ辛ナムル（味濃いめ）

【レグーミネロ】

貴族の女の子（16）。この前10歳年上の男性、ベンネル・メメヤードと政略結婚した。一時期落ち込んでいたが、今は商人の妻として日々勉強したくましく生きている。

人生相談に乗ってくれた豆太郎に懐き、ときどき使用人の目を盗んでは会いに行っている。現在の旦那との関係は良好。

好きなもやし料理：もやしとにんじんのさっぱり和え

【ベンネル】

商人（26）。レグーミネロのことは「虫よけ」程度にしか思っていなかったが、徐々に意識し始めている。だが本人にはさっぱり気づかれていない。

豆太郎と「もやし」の存在を胡散臭いものだと思っている。

好きなもやし料理：なんでもやし限定なんだ