狩りとボス

舞台は草原

「とりあえず行くか。」

モンスターはどうやら少し離れたところにいるらしい。

「採取もするか。」

フィールドには採取ポイントがありそこに行くことでアイテムをゲット出来る。

薬草

青キノコ

石ころ

ハチミツ

鉄鉱石

意外とこういう採取を怠ると後々に厄介なことになることは確定してる。

だから極力隅々まで辺りを散策した。

「こんなものかな。」

あらかた取り満足した僕はスロックスに挑むことに。

「見つけた。」

しかし武器が手元にない。

「どうするんだこれ?」

とりあえず困ったので石ころをぶつけることにした。

スキル:万器の歯車が発動します。

「うぉ。」

目の前にルーレットが現れる。

そしてそれは回転していて、数秒後ピタリと止まった。

スキル:万器の歯車によって片手剣が選ばれました。

そういうと武器が勝手に装備された。

「これもしかして、敵対視したら武器を持つってことか?」

奇襲に弱いぞこれ。

「とりあえず武器は手に入れた。これでやってやる!」

片手剣は剣と盾を装備するものでヒット&アウェイでやっていくのがいいだろう。

「はぁ!」

「ぐぇー。」

初期装備だと思われるが、相手も最初だからか簡単に倒せる。

「よし、いい感じだな。」

万器の歯車 思ったより使いやすい。

いや片手剣が初心者用だからってものあるのか?

「にしてもだいぶ進んだな?」

雑魚とはいえ逃げるモンスターを追っていたら奥地に来てしまった。

「帰るか。」

「ぐるるるるるぇえ!」

「!!」

帰るために後ろを向いたとき、今まで聞いたことない咆哮が聞こえた。

声のした方を向く。

「おいおいまじかよ。」

声の主はスロックスを大きくしたような感じでこれはまさに

「もしかして今作の一番最初のボスはこいつか?」

チェインクエスト:スロックスの長が始まりました。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る