season1 (1~30話)

鼻が鳴る

「彼女が夜、鼻鳴らすんだよね」

「お前に彼女なんていたのか」

「ついこないだ、できたんだよ。腕枕してやっててさ、それで変な音出されるとイラつくじゃん。鼻つまんでやったんだ」

「悪い男だな。息苦しくて起きるだろ、それじゃ」

「そう。それでぎゃあぎゃあうるさいから、俺はどうしたら静かに眠れるか首をひねったんだ。そうしたら静かになったよ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る