inside story 3 2話の裏話・雑談・懺悔
あくまで本編を読んだ人への言い訳みたいなものですので、本編を読んでない方は、本編を読んで頂きたいと思います。
今回は第2回「Life 2 Perhaps a lover? Daughter? 偽りの親子関係?恋人関係?」の裏話や雑談です。
全体的に1話同様に、結構雑だったりしますね。2話は、彼女の性格が若干変わった1話に合わせる形で手直しを行っていましたが、それが雑に見える原因だったりするのかなと。
まず、朝のひととき。
満面の笑みを浮かべる彼女に対して、どこか無理をしてないかと心配する主人公。この話から、ちょいちょい親心みたいなものが出始めています。
しまむらに関するいざこざ。
どうでしょうね。北関東に住んでた筆者としては、しまむらって昔から普通に衣類を買うお店ってイメージがあって、ユニクロとかジーンズメイトとかよりは全然しまむら派でした。ただ、今はイオンとかなんでしょうね。イオンにユニクロが入ってるところもあるぐらいでしょうしね。
ユニクロを書きたくなかった理由、これは小山市近隣の方しかわからないと思うのですが、ユニクロがおやまゆうえんハーヴェストウォークというショッピングモールに入っていて、それを端からはしまで見てきたことがないのが理由です。ユニクロとか映画館とか、ゲーセンとか、ケーズデンキとかあるんですけど、パッと描写出来なかったからです。対して、知っている道にしまむらはあり、実際に買い物もしているからというのが、大きな理由です。
僕のことを信じてるなら~みたいなセリフがありますけど、あれは筆者自身の本音ですね。
ジャスコに対する彼女のイメージも、結構偏ってたりしますね。ちなみに、小山市にはジャスコ、物語には出てきませんが古河市にはサティがあり、今は両方ともイオンになっています。
持っていたイメージと、彼女とのギャップについて。
中学生の時はクラスで猫をかぶってたと今勝手に決めました。でも、実はそういう一面を知ってるけど、あまりに外見のイメージが先行してて、覚えてなかったというのが妥当なところじゃないかなと思います。やっぱり、好きだった女の子のイメージを大切にしたいという思いが出てるんですよね。
援助交際の話。
どうしても避けられないと思って、書きましたけど、結果的に主人公がこれで父親になってみようって気になってくれたことが良かったかなと思ってます。
「私が君にいくら貢がせようと」ってなんか日本語おかしいですね。言った本人は、そんなこと関係なく一緒にいたいという気持ちがあって、言ってるんですね。
「僕が告白したのは、後にも先にも君だけ。」
このコメント、実は嘘ですよね。ま、でも好きが先行して付き合うのと、付き合ってみたら好きになるというところで、主人公の人生では後者ばかりだったと考えればいいでしょう。これも、今後の話で明かされることになると思います。
で、この時点では、彼女はもう好きになってるんですよね。もともと好きだった下地があったので、どんどん盛り上がってくるんだけど、そこは立場の違いを利用されて、上手いことかわしていくというやり取りが続きます。1~2部では、主人公の恋人にはなれないわけですけど、幻滅してもなお好きでいられるのは、才能だと思ってます。書いてて、突然生まれるキャラの才能の一つですね。
ちょっと横道に反れますけど、キャラクターも出してみて、色々会話をさせることで個性を出していくというのが普通だったりすると思うのですが、例えばこの2話で、彼女のほうはエッチしてもいいぐらいに好きとまで言うようになるんです。自分で書いていて言うのはおかしいんですが、これは完全にキャラクターに書かされているセリフだったりします。それがからかいなのか、お世辞なのか、本心なのか、色々あるとは思うんですが、頼れる憧れの大人が、昔自分が好きだった人で、突然20年後にタイムトラベルした結果、会ってしまったら、もうそれって運命だと思うんですよね。
しまむらでファッションショー。
17歳ぐらいの女性だと、右から左に次々と好みの服を合わせていきそうなイメージがありますけど、女性の服選びが長いことだけは経験済みだったので、その変わり身を楽しむという感じでダイジェストとしました。とりあえずセンスという言葉で誤魔化してますけど、ごまかしの割に、後々までセンスと着こなしがいいという設定が生きるので、書いておいてよかったかな。
ざっと4万。どうなんでしょう。下着まで含めると、1週間分ぐらいにはなるんでしょうかね。チラシの値段を参考に大体算出したので、なんとも言えないです。
イオンモールはデートスポットと言う話。
言うに及ばず、地方ではイオンモールは本当にデートスポットになっているんですね。なにせ、1日で回るにも、なかなか気合が必要です。
イオンモールにサイゼはありえない組み合わせだと思いますが、テナントで入っててもおかしくないと思って、入れています。現実には、フードコートが多いと思います。
Surfaceの「さぁ」のネタ。当時コロチキが出てこなかったんで、自分がしばらく見てないという感じでした。執筆時にも枯れていたネタだとは思います。
この、サイゼのシーンって、今読み直すと、横並びか、角席か、そんな感じになってますよね。彼女が寄りかかってくること、普通に対面してればありえません。で、頭を撫でるのは、元から、親が子供に行う仕草として取り入れてたのかなと思っています。今や、便利なおまじないのように使ってますけどね。
顔立ちのいい地味子、これもクラス5番目と同じようなニュアンスではあります。当初は幸薄そうという設定があったんですけど、成長とともにその設定が消えたと考えるのが妥当かなと思います。本人が幸せに生きているのに、筆者が幸薄そう認定するのはちょっとかわいそうと、ここでも親心。
そして喫茶店に入りますが、この喫茶店のモデルを覚えてないんですよね。多分、一度コロラドに入ったことがあるんで、イメージとしてはそこかなと思っています。
結構主人公が説教してますよね。貞操観念をそれなりに持って欲しいと思っているんでしょうね。
就職氷河期世代の話。
筆者の世代は、どこの家庭でも言われた話だと思います。考えてみると、日本って本当に好景気だった時代が全くないんですよね。筆者も生まれて10年ぐらいまでじゃないかなと思っています。彼女の親御さんには申し訳なかったですけど、悪役になってもらいました。これがただの17歳になりたかった理由ですね。
この終盤のやり取り、主人公は思ったことをただ言ってるだけで、あんまり他意を突っ込むようなことはしなかったんですよね。だけど、彼女はまずお付き合いと話を切り出し、それに対する回答が同居って、普通は思わないですけどね。彼女の居場所を作ってあげるのに必死だから、こういうことになったんだろうなと。
というわけで、2話目。
気持ちが盛り上がってる彼女に対する主人公の温度差、それでも大胆に同居にはならないよねって、書いてる本人が突っ込んでどうしようかと思っちゃいました。
でも、イメージとしては、構ってほしくてたまらないネコのアプローチを、天然ジゴロ発言をして更に盛り上がってしまう彼女として書いてるつもりです。
主人公としても、親として生きることを決意するわけですけど、そこを恋人として見て欲しい彼女がいるわけで、筆者としてはその後の気持ちの変化に苦慮したりしました。
先を読んでいる人はすでにおわかりかとは思いますが、2部までは、彼女にはまだ無邪気な子供の部分を出していくように心がけて、結果、案外大人の女性になってしまったかなと反省するところはあります。
というわけで、ざっと裏話と雑談と懺悔をさせていただきました。
本編に差し支えない程度に、3話以降も順次やっていきたいと思います。
というわけで、今回はここまで。お粗末。
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