たまひい

※一部乱れた歌が混ざってしまいました


→永遠に足元のシネラリア咲いてる

先客の招き方も忘れた牛よ



カゴ一つ分のえいこうをのせ

じてんしゃで街になれ ヒロインが君


チューブ式幸福論

1 2 3 4 56 78 9 10 11 12……!


朝(あさ)霧(ギリ)に」

短歌の練習をしています × × × 」

↓ここに描きかけの自画像」


手帳の余白 余 あまりにも白

その先にある 「pas LOLUOYOEBrou」


泣くために借りたトイレに

「生まれたら きちんと死ぬこと」と張り紙


骨よりも重くてずきずきりと

頬にのしかかる おそらくたまひい



両の手の隙間から巻き付こうと月光

ああ片思いと今夜晴れ


望んでもいない空白が

1次元の向こうの長針を押し戻す気だ


立つ緑虫鳴くごとくブーイング

喪いしわずかの百円菊花賞


高三年専門一年社会人二年経て

知る旧字の戀をふと


ここでただ雪となる日を待つあたし

鈴虫に芽生えた性欲です

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