かまちは死んだ
てのひらに 分けあった互いの春が
てのひらに入らぬ春が…
いつだっけ 君の目に出来た海が
青空を奪おうとしたのは
いつだっけ もひとつの空へ
飛び込み 二人で藻掻いたのは
いつだっけ春雷が来るなんて
嘘を言う君と手を繋いだのは
取り返しの "とり"はまだしも"かえし"が
どうにもつかめなくて朝
かつて塩 かつて魚だった君の
若武者に素晴らしき未来があった
らしい時代 なぜ かまち死す
初恋のお前から倒幕の
誘いありて
ただ爪を眺めたり
白旗を挙げる(とまらず)
夏VS私のけんか(審判は永遠に不在)
0.01と0.02の違いも分からず
明るい家族計画前 君が立つ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます