××××への応援コメント
こんにちわ。「ナニカコ」を利用して短編を書いていただきありがとうございます。
読ませていただきました。
そうですよねえ。
長々と話しても中身がないってことありますね。要するになにがしたいんだよ!ってね。
タイトルのみのインスピレーションで書いていただいてもかまいません。今後もほかのタイトルでも挑戦していただけたら読みに来ます。
本当にありがとうございました。
☆もつけさせていただきました。
作者からの返信
こちらこそ、素敵な題材をありがとうございます。
本作がひとまず及第点に達していたようで良かったです。
☆も頂けて光栄です。
民主主義社会の難しいところで、中身がないくらいの方が、人の心を掴むのには良かったりしますね。
オバマ氏の“Yes, we can”とトランプ氏の“Make America great again”は、フレーズだけ見ると同じようなこと(アメリカの建て直し)を言っていますが、もちろん、意図するところは全く違います。
“we” や “America” という言葉でどんな人、どんな集団、どんな国を連想するかは人や立場によって変わりますし、選挙後の政策を見て初めて、それらの範囲が意外と狭かったと気付くことになるかもしれません。
分かりやすい言葉や共感しやすい言説にはそういう危うさがあるので、注意が必要ですね。
××××への応援コメント
こういった 、私利私欲で既得権益にしがみつく人達に『No!』を突きつける落ちかと 思いました。
中身のないこというような大人になるなと、教師は教えているのですが、教わったことすら忘れてしまっているのでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
Web小説の多くは軽い読み物であり、キャラクターの発言が具体性を欠いていることなど珍しくもないので、こういう仕掛けはちょっと意地悪だったかもしれません。
本作の「男」が言っているフレーズの1つひとつは、おそらく真っ当なんですよね。「私利私欲で既得権益にしがみつく人たちに『No!』を突きつけましょう」と言われて、「それはおかしい!」とは普通なりません。でも、それが具体的にどんな人のことかは明言されていません。このとき、聞き手がそれぞれに情報を補って、都合よく解釈してしまうことに注意が必要です。
たとえば、白人中心の社会で貧困に苦しんできた黒人は、白人の高所得層を思い浮かべるかもしれません。一方、治安が悪い街に住む白人は、政府や社会が黒人犯罪者を不当に甘やかしていると思うかもしれません。
本作の「男」は、あえて中身のない演説をすることで、どんな人も幅広く味方に付けようと狙っているわけです。悪質ですね。
××××への応援コメント
話している言葉はとてもクリアで、抑揚もあり力強く聞こえる。
しかし、一通り聴いた後で内容を振り返ってみると、何一つ心に残っていない。
まったく、感心するほどすごい技術です。
きれいな緑色をしているのに、味も香りもまるでしない安い出がらしのお茶のよう。
そんな演説を、選挙のたびに聞かされるから、みんな関心を示さないんです。
お見事な再現小説でした。
企画へのご参加、ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます。
お気に召したようで何よりです。
素敵な企画をありがとうございました。
玉虫色のスローガンと雰囲気ばかりの演説で票を集めて、当選したら白紙委任状を渡されたかのように好き放題にするという「戦略」は、民主主義国なら古今東西にあるのでしょうが、本当に国や自治体のことを思うならやめてほしいですね。そういう「戦略」が社会全体に「どうせ政治は変わらない」という諦めを蔓延させ、有権者の政治的無関心を深刻化させ、利己的な政治家に有利な状況を作っていくのだと思います。
ただ、政治家にとってこの種の「戦略」はイデオロギー色を出さずに幅広い票を集められる点では合理的と言えるはずですから、対抗するならまずはマスメディアになるでしょうか。悩ましいですね。