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ボク、お星さまがもっと欲しい💦
ひみつ様「おまいさん へどもど お言いでないよ」
〔小説 江戸の居酒屋〕
拓ノ進 「これ、娘。拙者の横に来て、酌をせんか!」
さゆり 「きゃっ、やめてくださいませ。お尻を触らないで」
拓ノ進 「よいではないか。触っても減りはせぬわ」
ひみつ様「お武家様。うちのさゆりちゃんに何をすんのさ」
拓ノ進 「その方は誰じゃ?」
ひみつ様「この居酒屋の女将だよ。いくらお武家様でも、わたいの店で乱暴は許さないよ」
拓ノ進 「なに? この居酒屋の女将じゃと? では、そちでもよいわ。横に来て酌をせい!」
ひみつ様「おまいさん へどもど お言いでないよ」
拓ノ進 「女将、その方、美形じゃのう。ささ、酌をせい!」
ひみつ様「やかましいやい! これでも食らえ・・(お尻を拓ノ進に向ける)・・ブー、ブー、ブー・・」
拓ノ進 「うわ~、た、たまらん!」
ひみつ様「やっぱ。『おいど』からオナラ4回は無理ね」
拓ノ進 「お、おいど?」
ひみつ様「上方では、お尻のことを『おいど』って言うのさ。私の『おいど』から、4回はオナラがでないのさ」
拓ノ進 「はぁ? 女将、な、何を申しておるのじゃ?」
ひみつ様「へどもど お言いでないよ・・
へどもど(おい)い(でない)よ・・
入れ替えて・・
(おい)どよどもへ(でない)い・・
おいど、四度も屁出ないぃ。。。」
拓ノ進、さゆり「「ぎゃび~ん! ブー」」
〔小説 江戸の居酒屋 おしまい〕
作者からの返信
ぎゃああ〜今回はほんまもんのブースカ小説だった∑(゚Д゚)
京都の人が、おいどってなんかの折に教えてくれたので覚えてます!
永嶋さんのお江戸シリーズ好きだよ(^^)
おお、これは今じゃ聞かない言い回し!
四の五の、とか、つべこべ、とかと似た感じですかね・・・?
ひみつ様の江戸語録はどこから?
まさかオフには黄表紙読んでたり?
あいや、お母様が江戸弁だったのでしたっけ?
作者からの返信
へどもど、普通に言っちゃうけど、みんなは使わないんだねσ(^_^;)
意味はね、なんか聞かれてんのに相手にうまく答えられなくて、まごついてる感じ。しどろもどろ、が
近いかな。
どこからかなあ。母よく言うね。父もか?(のほほんとして、おしゃべりじゃないけど。手がすごく器用なんだ)
父が時代劇とか落語とか大好きでテレビでよく見てるの、一緒に小さい頃から見てた。あと時代小説も父のお薦めを読んでた。
『舌先三寸に覚えあり』の題名も、時代小説が由来です(^^)
黄表紙読んでないよ(笑)
でもこのサイトは面白いよ。
https://www.ou-en-za.com/single-post/2019/02/15/江戸時代のベストセラー作家-山東京伝の黄表紙の世界
江戸マンガ、芋地獄① 人魚なめ②
読んでみたいと思ってて読んでないな。気にはなってんの。
れんさんは詳しいの?