応援コメント

第306話」への応援コメント

  •  ああ、あれが見えると帰ってきたって感じがする。

     電車のホームでセーラー服にチアガールの様なボンボンを持ち、帰省してきた俺の乗る電車に向けてチアダンスを披露する幼馴染……幾ら無人駅だからって何人か乗客は居るんだから辞めろって、1年前にも言ったよな?
     まぁそんな事を聞く様な奴だったら今頃俺以外の良い男を見つけて付き合い、とてもこんな恥ずかしいプレイなんぞに勤しまない羞恥心も身についてるだろうな。

    「遅いよ~! 四時の電車で帰ってくるって言ったやん~! 花の女子校生でも、この時期にこの格好はまだまだ寒いんですっ!」
    「……花の女子校生は、応援でもない限りセーラー服にボンボン持ってチアダンスはしない」
    「だって、お兄ちゃんが返ってくる記念だもんっ、少しでも早く上達したあたしのダンス、見て貰いたくって♪」

     こいつはこんなちんちくりんでも、地元校のチアリーディングの副部長になったらしい。其処迄うちの学校はレベルが低くなったのか……。

    「何か言った~? さ、ほらっ、うちの父さん母さんも待ってるよっ♪ 早くタクシーに乗ろっ♪」
    「おじさんおばさん、この時間だと仕事だろ?」
    「お兄ちゃんが帰ってくるんだもんっ、二人共お休みとりました~♪ お母さん気を利かせて海鮮丼も用意してるから、ささっ早くっ♪」
    「この子にしてあの親ありか……でも楽しみだなっ、あっちじゃ中々美味しい海鮮丼は食べれないし」
    「そうだよ~♪ 今からでもこの町に戻って再就職するのをお勧めします♪」
    「漁業位しかねえじゃねーか。俺の体力じゃ無理だ。ほら、タクシー会社に電話いれっぞ」

     ……両親が亡くなり祖父母の家に世話になっていた俺の隣に住む彼女、其の両親と共にまるで俺の家族の様に接してくれた彼女。
     奨学金で隣の県の大学に行き、就職した俺を何時までも気にかけ、彼女はこうやって帰省の度に迎えに来てくれる……其の度にあのダンスは勘弁してほしいが、まぁ確かに、数年前よりはきびきびはつらつとしてるかな?

     其れと同時に、ステップの度に揺れる成長したその胸の膨らみが、嫌でもこいつが女であると思い知らせてくれる。この間まで本当に、ちんちくりんだったのにな……。
     少しは羞恥心を知ってくれないと、幾らこんな田舎町でも海水浴の時期に来たナンパ男とかに変な事されないか「兄貴」としては心配だよ……。
     就職口が合ったのならこの町から離れてなかったかもな。

    「ほらほら、何を考えてるのか知らんけど、ただでさえむさい顔が余計にむさくるしくなっちゃうよっ♪」
    「うっせ~、お前こそ少しは化粧でもしやがれ、このちんちくりんっ♪」
    「あっ、またちんちくりんって言ったああああああ! そんなお兄ちゃんは、こうだっ!!」
    「ばっ、馬鹿やめっうひゃはははははははあああああ!!」

     ……羞恥心もなく俺に抱き付き、腋を擽ってくる我が「妹」……昔から変わってなくて、本当に心配だよ……。

    「帰ったら、早速今日の宿題も見て貰おうっと! 私もお兄ちゃんのいった大学に行くんだからねっ!!」
    「俺はもう卒業してるからっ! そもそも俺の大学に入りたいくらいなら、宿題位自分でやれえええええええ!!」


    第305話「ああ あれが見えると 帰ってきたって 感じがする 7点」より
    他の所コメントしてるから一個後の此方に投稿^p^

    作者からの返信

    【作者使用了承済み】

    サプラーイズ(*⁰▿⁰*)!!
    前回ぽろって言ってくれてたやつ!
    時間取れたんだね、嬉しいなあ〜読ませてくれてありがとございます。
    兄貴だ妹だ、とブレーキをかけているのかしらね、彼は(*´Д`*)
    大学に入ったらやきもきし過ぎて、アクセルに切り替えるかもね、18で今は成人だし。
    どさくさに紛れて、あるまんさんの好物で食べたい海鮮丼ぶっ込んできてる〜っ!
    そういう細かいディテールが、話に立体感を与えんのよね。
    制服を卒業したら、このお出迎えは消えて、何になるんだろうか……新しい関係性もあいまみえて、続編も読んでみたいお二人でした。(コスプレはやめてええ)
    あるまんさん、ありがとう!

    編集済
  • 匂い松茸、味しめじ……エリンギも美味しいよね(゚∀゚)

    キノコのこのこ元気の子(`・ω・´)
    って、HOKTOのCMあったなw

    作者からの返信

    あ(*゚▽゚*)分かる〜!!
    めちゃくちゃこれこそ耳に残ります。
    絵もとっても可愛くて好き好き。
    そしてキノコは大好きで冷蔵庫には色々常備してます!

  • そうだ、焼くのじゃ🔥

    〔小説 縁起の悪い庵〕
    さゆり 「ひみつお姉さま。新緑の公園を散歩するって、気持ちいいですね」
    ひみつ様「そうね、さゆりちゃん。でも、暑いわ。あそこの庵で休みましょう」
    庵の前に来る・・
    ひみつ様「あれっ、庵が二つあるわね。何々・・縁起がいい庵と縁起が悪い庵ですって・・」
    さゆり 「キャー、庵の前にエリンギが置いてある」
    ひみつ様「エリンギは悪い匂いがするわね。じゃあ、さゆりちゃん、縁起が悪い庵に入りましょう」
    さゆり 「こりゃビックらこいた、屁をこいた(ブー)。ひみつお姉さま、縁起がいい庵に入るんじゃぁないんですかぁ?」
    ひみつ様「さゆりちゃん。エリンギ、悪い匂いするのよ。入るのは、縁起が悪い庵に決まってるじゃないの!」
    さゆり 「はぁ? ひみつお姉さま、何をおっしゃってるんですかぁ?」
    ひみつ様「さゆりちゃん。エリンギ、悪い匂いする・・でしょ。
         エリンギ、悪い匂いする・・
         えり(んぎ悪い)においする・・
         入れ替えて・・
         え(んぎ悪い)いおりにする・・
         縁起悪い庵にする。。。」
    さゆり、エリンギ「「ぎゃび~ん!」」
    〔小説 縁起の悪い庵 おしまい〕

    作者からの返信

    縁起の悪いいおりって((((;゚Д゚)))))))なんだか、怖いですうう。
    さゆりちゃんのおならで悪い匂いが分からなくなったから、縁起のいい庵に入りましょうよお(>人<;)

  • そーだそーだ、焼いて食っちゃえ!

    【てんとれ祭】企画に、自分の作品の1行の使用許可します

    作者からの返信

    月森 乙@「弁当男子の白石くん」さん、早々のお訪ねとぺたりありがとうございます(*´◒`*)
    キュイっと強火♪ 悪い匂いもなんのそのニンニクバター醤油でもぐもぐです!
    隠しきれない匂い立つ面白さ、のお作品続きを食べに参ります、執筆応援してます( ´ ▽ ` )


  • 編集済

    新緑やかるがごとくに炎舞う
    しんりょくや かるがごとくに ほのおまう

    プロボウラー某、心の俳句です。
    季語は新緑
    かる、は狩る、と刈るを掛けております。
    【著作者使用許可済】でございます。

    もしかして、ひみつ様既読分では、まだプロボウラー某は未登場でしたか?
    もしもそうでしたら、そのうちにお目にかかれますので、ご容赦ください!

    作者からの返信

    まあまあ!( ´ ▽ ` )!
    豆家からの、ネエネエじゃないお客さまは久しぶりだわ。ようこそお越しくださいました、素敵な一句のお土産ありがとうございます!
    2週目の豆ちゃんをコメント欄でお見かけしましたよ。

  • ひみつちゃん、おはようございます😊

    エリンギの詰め合わせ……想像しただけで笑える( ´艸`)
    で、思い切り焼かれちゃったΣ(゚Д゚)

    作者からの返信

    水分が出ないように強火で(*´◒`*)キュイ!

  • 女王さま!

    作者からの返信

    いえす*\(^o^)/*