33.第3日 仁寺洞(南仁寺マダン)

 さて、アホバカ夫婦は仁寺洞インサドンのメインストリートを南の端まで歩きました。


 今日の近況ノートをご覧ください。URLは以下です。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16817330664081400772


 ①番は前回ご覧いただいた仁寺洞インサドンの地図です。ボクたちは赤線のようにメインストリートを北から南に歩きました。②番は、①番の地図の黄色の部分を拡大したものです。


 メインストリートの南側は『南仁寺ナムインサマダン』と呼ばれる広場になっています。韓国語の『マダン』は一般に『広場』と訳されますが、本来は家族や近隣者が集まりキムチを漬けたり家畜を飼ったりする庭兼作業場や、地域社会の共同広場のことをいいます。


 ②番の地図に矢印を入れています。矢印が示しているのは以下の通りです。

 水色の矢印:タプコル公園

 オレンジの矢印:南仁寺ナムインサマダン

 黄色の矢印:南側の観光案内所

 ピンクの矢印:謎の地下トイレ(笑)


 ③番が②番の赤丸の手前で撮った『南仁寺ナムインサマダン』の写真です。③番にも②番と同じ矢印を振っています(以下、同様です)。


 ④番はオレンジの矢印の『南仁寺ナムインサマダン』から、水色の矢印の『タプコル公園』を見たところです。ボクたちは『タプコル公園』には行かなかったのですが、写真のように多くの観光バスが止まっていましたので、有名な公園のようです。


 で、いつものように『タプコル公園』のネットの記事を引用しますね。


『日本の植民地支配に抵抗し市民や学生が独立を願って行なった「三・一独立運動」の発祥地で有名なタプコル公園。地下鉄1号線の鐘閣(チョンガッ)駅から徒歩10分の所にある韓国初の都市公園です。公園内には独立宣言書が読まれた八角亭や韓国中に広がっていった運動の様子を描いたレリーフ、運動の中心になった孫乗熙(ソン・ビョンヒ)の銅像、記念碑などがあります。「タプコル公園」は朝鮮時代に「円覚寺(ウォンガッサ)」という寺があった場所で、国宝の「円覚寺址 十層石塔」や宝物「円覚寺碑」などの貴重な文化遺産もあります。

鐘閣駅と、地下鉄1・3・5号線の鐘路3街(チョンノサムガ)駅の中間にあり、公園内は散歩や一休みしに訪れたお年寄り、外国人観光客、家族連れなどで賑わっています。』


 さて、⑤番の写真は『南仁寺ナムインサマダン』の周辺です。写真の右側のオレンジの矢印が『南仁寺ナムインサマダン』で、多くの人がくつろいでいます。先ほど『マダンは庭兼作業場や地域社会の共同広場』と書きましたが、まさにそんな感じですよね。


 で、『南仁寺ナムインサマダン』の左側には、黄色の矢印の『南側の観光案内所』があります。その左隣がピンクの矢印の『謎の地下トイレ』です(笑)。


 この『地下トイレ』ですが・・・⑤番の写真を見ていただくと、まるで地下鉄や地下街の出入り口のようです。どう見ても、とてもトイレとは見えないでしょう(笑)。実はボクもこのトイレを使ったのですが、階段を降りていくと、地下にまっすぐな通路が現れ、その先に男女のトイレがありました。ボクはこんな構造なので、地下にはトイレ以外にもきっと何かあるのだろうと思っていたのですが、トイレしかありませんでした(笑)。


 しかし、この『地下トイレ』・・・女性の方は使うのがイヤなのではないかと思います。だって、よく女性の皆様は「トイレから出てくるところを見られるのはイヤ。何をしてきたか分かるから・・」って言われますよね。地下にはトイレしかないので、ここの階段を上がってきたら、何をしてきたか分かってしまいますね💦


 なぜトイレが地下になっているのか・・・何かいわれがあるのでしょうが、ネットで調べてもよく分かりませんでした。実に不思議な『謎の地下トイレ』でした。。。


 で、その『謎の地下トイレ』の前をド派手な服を着たおじさんが通りました。・・・これが⑤番の写真の左側で、こちらをにらんでいるおじさんです。おじさんの上着はなんとド派手な黄色です。シャツが黄色で、その上に羽織っているパーカーのような上着もそろいの黄色ですねぇ。すごい服です。こんなのどこで売っているんでしょうか? ボク、こんなド派手な服はとても着られまっしぇ~ん・・・。


 しかし、おじさんの実に頑固そうな顔が、その超ド派手な黄色の上着によく似あっています。そこで、おじさんの顔にはボカシを入れませんでしたぁ。おじさん、ごめんなさい!


 しかし、『謎の地下トイレ』に『謎のド派手おじさん』・・・『南仁寺ナムインサマダン』の周囲は謎で満ちています。。。


 さて、⑤番の写真の、そのおじさんの後ろにある、赤の矢印の建物ですが・・・『博物館は生きている』という有名なミュージアムで、観光名所になっています。ここもネットを引用しますね。


『人気観光地の仁寺洞で楽しむ参加型の新感覚アート!

アートを鑑賞するだけでなく一体になって楽しむ観光スポット「博物館は生きている(Alive museum)」。地下鉄1・3・5号線が乗り入れる鐘路3街(チョンノサムガ)駅から徒歩5分の仁寺洞(インサドン)本館は1,000坪規模の空間に60点を超える錯視芸術を展示。テーマごとにスペースが分かれていて、ゴッホ・マネ・ピカソなどが描いた名画のパロディをはじめ、有名政治家や映画俳優などが登場するユーモラスなシーンが観覧客を迎えます。展示作品は観覧客が参加してはじめて完成するアート。恥ずかしがらず感性を爆発させましょう。』


 こう書くと、ボクがこのミュージアムをよく知っているように見えますが・・・実は、日本に帰ってきてから、地図を見ていて初めて知りました。ですから、ボクたちは前を通っただけで、有名ミュージアムの『博物館は生きている』には行っていません。残念💦


 ⑥番は②番の赤丸から南側を撮ったものです。おしゃれなお店と街路樹・・・ちょっとしたベンチやテーブルが置いてあって、お茶やコーヒーが楽しめたら、実にいい雰囲気だと思うのですが・・・何も置いていなくて、何も売っていませんでした(笑)。残念💦


 ⑦番は、やはり②番の赤丸からいままで歩いてきた仁寺洞インサドンのメインストリートを撮ったものです。左端に周囲を眺めているアホバカ妻が写っていますので、またボカシを入れています。


 で、アホバカ妻の首には、地下鉄の恐怖の自動改札機でチャージがゼロになってしまった『T-moneyカード』がぶら下がっています(緑の矢印)。チャージがゼロになってしまっっているのに、まだぶら下げているんです。


 たぶん、アホバカ妻は『チャージがゼロになってしまった』というショッキングな出来事を受け入れられなくて・・・『ひょっとしたら、まだ使えるかもしれない』と思って、首からぶら下げていたんでしょうね。なんとも、いじらしくて、かわいいですねぇ。


 皆様:自分の奥さんのことを「いじらしくて、かわいい」なんて言うな、このボケ!


 ボク:ぎゃび~ん💦


 と、ノロケが入ったところで今日はここまでです(笑)。


 次回から、仁寺洞インサドンのメインストリートを、今度は南から北に歩きながら、素敵な横丁に足を踏み入れていきますよぉ。。。お楽しみに~。。。

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