28.閑話休題(夜の明洞 番外編1)

 さて、前々回、前回と夜の明洞ミョンドンを写真でご紹介してきました。でも、準備した写真をまだ全てご紹介できていませんので、今回と次回はコーヒーブレークとして、それらの写真もご覧いただきたいと思います。


 それでは今日の近況ノートをご覧ください。URLはこちらです。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16817330663748841528


 ①番は、日本でおなじみの『ドン〇ホーテ』があったので、写真を撮ったものです。写真の右上に黄色の矢印と丸があって、黄色の丸の部分に『ドン〇ホーテ』と書かれています。えっ、『ドン』しか見えない? そうですね。スミマセン! 


 ええっ、『ドン』しか見えないので『ドン引き』ですって? ぎゃび~ん!


 次の②番の写真も、やはり右上の黄色の矢印と丸のところを見てください。黄色の丸の中にハングルで『ノレバン』と書かれています。『ノレバン』というのは日本語の『カラオケ』のことです。


 韓国のカラオケ店ですので、韓国語の歌しか歌えないかというとそうではなく、たいていの『ノレバン』には日本語の歌も用意されています。ボクが単身赴任していた、とても観光地とはいえない田舎町にある『ノレバン』でさえも、日本の歌がたくさん用意してありました。ましてや、明洞ミョンドンのような日本人観光客の多い観光地の『ノレバン』では、必ず多くの日本の歌を歌うことができると考えていいでしょう。日本人観光客も、外国の韓国で日本語のカラオケを楽しむことができる時代になったというわけです。ただ、日本のカラオケと違って、料理は出さない店やアルコールが飲めない店もありますので、お店に入る前に確認するといいでしょう。


 余談なのですが、『ノレバン』は韓国でも大変人気があります。しかも、韓国の人は何故か歌がうまい人が多いのです。ボクが単身赴任していたときに、同僚の韓国人の男性に「どうして、韓国の人はみんな歌がうまいのか?」と聞いてみたことがありました。日本語も堪能なその同僚は、「日本語は母音が『アイウエオ』の5個しかないが、韓国語は母音が21個もある。だから、韓国人は口の中の舌の複雑な動きに慣れていて、様々な発声ができるからではないだろうか」と言っていました。正しいかどうかは別にして、韓国語には母音が21個もあるのは事実で、納得できる意見だと思います。。。


 さて、③番は手にペットボトルの水を持って歩く外国人男性を撮ったものです。実は、前回、明洞ミョンドンには喫茶店がほとんどないことをお話ししました。加えて、飲み物の自販機もないのです。このため、明洞ミョンドンを散策するときは、この男性のように、ペットボトルの飲み物を持って歩くというのが正解ですね。ペットボトルの飲み物は屋台やコンビニで調達することができます。


 また、夜の明洞ミョンドンの食堂はどこも混んでいます。④番の写真の右側はそんな食堂の一つですが、外から見る限り満席になっていますね。通りを歩いていて、お腹がすいたので、思いついてちょっと食堂に入るというのは難しそうです。


 ⑤番は雑踏の中に入ってきた車を撮ったものです。ボクたち、アホバカ夫婦が韓国を旅行した当時、明洞ミョンドンは歩行者天国になっていたと思いますが、ときどき、こんなふうに車が人込みをかき分けて入ってきます。もちろん、徐行するのでそんなに危険だということはないのですが、ちょっと日本では考えられません。


 ここで、韓国の交通事情を少し・・・


 前回、ボクは韓国の治安がいいことを書きましたが、交通事情については韓国はあまり褒められたものではないのです。端的に言いますと、韓国は車の運転がものすごく荒いのです。


 読者の皆様はとても信じられないと思いますが・・・青信号になって歩行者が横断歩道を渡っていても、赤信号のはずの車が平気で横断歩道に突っ込んできたりすることがあるのです。さすがに、ソウルのような大都会や、田舎町でも繁華街ではそんなことはあまりありませんでしたが、田舎町の郊外の人通りが少ない横断歩道なんかでは、まず間違いなく、赤信号でも車が横断歩道に突っ込んでくると思って用心したほうがいいでしょう。


 実は、ボクは単身赴任をしていた時に、夜、その田舎町の郊外にある長い横断歩道を歩いて渡ったことがありました。もちろん、歩行者側が青信号でした。ところが、車の側は赤信号なのに、多くの車が平気で横断歩道に突っ込んで来たのです。横断歩道を歩いて渡っているボクの鼻先10cmぐらいのところを、何台もの車が100km/hを超える猛スピードで通過して行きました。


 日本の感覚で「赤信号ならば車は必ず止まるはずだ」と油断していたボクは、まさに死ぬ思いをしたのでした💦


 このヒヤヒヤ話ですが、機会があればまたどこかにアップしますね・・・


 さて、話を明洞ミョンドンに戻しましょう。


 次の⑥番の写真ですが・・・以前、昼間の明洞ミョンドンをご紹介したときに、ドッグカフェの人がワンちゃんのぬいぐるみをかぶって、お店のチラシを配っている写真をご紹介しました。そのワンちゃんのぬいぐるみをかぶった人が、息抜きにぬいぐるみを取った瞬間が偶然写真に写っていたものです(黄色の矢印と丸です)。ぬいぐるみの中の人が男性なのか女性なのかまでは分からないのですが、中の人の気持ちはよく分かります。大変な重労働なので、ときどき、こうしてぬいぐるみを取りたくなりますよね。


 ⑦番は、大きな買い物袋を両手で抱えて歩くお姉さまです。何を買ったのでしょうか? 早く帰って戦利品を確認したい気持ちが歩く姿に表れているようです。。。


 ⑧番は『チーズ入りホットドック』の『ハットグ』を売る屋台です。ちょうど、お姉さま3人組が『ハットグ』を買っています。お値段は『ハットグ』一つが、3,000ウォン(300円)ほどなのでお買い得です。この屋台では『ハットグ』の他に、『オムク』と呼ばれる『韓国おでん』も売っていました。『韓国おでん』・・おいしそうです。


 ⑨番は女性下着店のきれいなショーウインドウです。明洞ミョンドンは女性の街なので、こういった女性下着店がいっぱいあります。女性下着店のショーウインドウはどこもとても華やかで、女性だけでなく、男性も見ていて楽しくなりますね。


 ⑩番はキーホルダーや携帯ストラップなどのアクセサリーを一杯吊り下げているワゴンです。お姉さまたちがワゴンの周りで品を選んでいます。ボクなんかは、こんなに品数が多いと目移りして、なかなか選べないんじゃないかと心配してしまうのですが・・・これは余計なお世話で、きっとお姉さま方は、迷いながら選ぶ過程も楽しんでいるんでしょうね。。。


 今日はここまでです。


 今日も雑談にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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