第3話 妖獣になった仕事の的!

「貧血か?」英語の村田!行く手を阻むように仁王立ちしていた。

反町京の身体を狙っているエロオヤジ・・・。彼に背向き無言で頭を振ったアン・ソーシャル。

「何で京が撃たれるの?」逡巡したが!

マサか!京が未来犯罪を?「京が、コロヒト?」

「そうだよアン・ソーシャル!」背後で折り重なった声がした。

 いつの間に後ろを盗られた?振り向き様に右手首を音速で反した!親指大の小石をリリース!パン!ホムニュウ~ギギギ!ギギギ!めり込む小石!ブブブパアン!「ガガガアア!」妖獣

 の雄叫び!?英語の村田にめり込んだ小石が村田の腹を突き破り阻んだ脊髄を粉砕し、背中から飛び出した!

「アン!こっちよ?」やにわに手首を掴まれ誘導されるが侭に走った!振り返ると数人から分裂して十数人になり更に分裂して数十人に為っていた!

「あの人数じゃあ戦えないわ。」

一人でに口をついて出た言葉に反応した。

「ウチらのメンバーを集めようか?ざっと60人には為るよ?」

 六車深雪が、乱れた呼吸を整えながら、提案をしたが、「ダメ!頭数だけ増やしても犠牲者が増えるだけだわ深雪!」

 「ああ、」屋上のフェンスに腕組み凭れて返事をしたが、短かった。

  全てを掌握しているようだった。アンにはそう思えたが・・・。

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