第8話 窃盗事件との関係
そういえば、白石刑事にもかつて似たような経験があった。
あれは、三年くらい前の事件だっただろうか。自分が逮捕した犯人の記憶が取り調べ中に急に消えたことがあった。それまでは、事件について、抗うこともなく普通に話していたのだ。
「観念したんだろな」
と思っていたくらいで、まるで堰を切ったかのように話し始めたので、こちらとしては楽だった。
それなのに、急に、
「覚えていません」
と言って、口をつぐんでしまった。
それまでに供述したことすら、記憶にないと言い出したので、
「罪を逃れたいがための言い訳をしているんだ」
と思っていたのだ。
ただ、捕まって、、状況証拠もしっかりしていて、いまさら言い逃れなど無意味と思える段階になって、
「何を今さら」
と思っていたのだ。
だが、その時の白石は冷静になれなかった。冷静になっていれば、彼の言い分が無意味だということが分かったのであろうが、せっかくここまで取り調べがスムーズに行ったのに、まるで妨害されているかのようで、姑息な手段にしか見えないという白々しい態度に苛立ちを覚えたのだ。
そうなると、
「やつの言っていることは、罪を逃れたいがための言い訳にしかすぎない」
としか思えなくなっていた。
「お前は、この間の話とまったく違うじゃないか?」
と言って、責め立てるが、容疑者の方とすれば、
「何と言われても、覚えていないものは覚えていないんですよ」
と必死に訴えていた。
それまで、観念していた態度からは想像もできないだけの変わりようなので、こちらとしても、ありえないとしか思えない。
だが、結局それは本当のことだった。ただ、そのすぐ後になって分かったことであったのだが、この事件にはさらにウラがあって、他の事件と一緒に考えなければいけないもので、この容疑者を、実際の事件の犯人として起訴してしまうと、もう一つの事件でも、容疑者として挙がってきた名前だったのに、何とそれがこの男のアリバイになるのだった。
もう一方の事件の方が罪は重く、
「なるほど、だからこそ、今回の事件を簡単に自白したんだな」
ということであった。
しかし、それはあくまでも、この男がそっちの事件とも本当に絡んでいて、天秤にかけた結果の態度であったとすれば、完全に確信犯だということになる。
それこそ姑息だというものだ。
しかし、ここで、彼がいまさらのように、自分の事件で覚えていないといって、罪を逃れようとすると、こちらが釈放した瞬間に、もう一つの事件の管轄署がやってきて、さっさと逮捕していくに違いない。
それを思うと、この男がこの事件で、証言を覆すというのはありえないことだった。
しかし、もう一つありえるとすれば、もう一つの事件で、別の容疑者が捕まったということであれば、話は別だ。
だが、その男が本当に罪が確定してしまわなければ、自分への容疑が消えることはない。もし相手に完全なアリバイでもあったとすれば、こちらに容疑の矛先が向いてくるのは決定事項であった。
それを思うと、簡単に、諦めるわけにはいかない。
だったら、このまま素直にこっちの事件でお縄になってしまった方がいいに決まっている。
傷害罪というだけなので、実刑となったとしても、執行猶予がつくだろう。ひょっとするとこの男からしてみれば、
「もう一つの事件で、なまじ別の容疑者なんかが上がってくるから、余計なことを考えさせられるんだ」
と言いたかったのかも知れない。
その時の事件では、その男は本当に傷害罪の方での罪が本当で、殺人の方は冤罪ということだった。
彼は殺人罪の方では、一番容疑が強かった。動機も一番あり、その人が死ぬことで一番得をするのが、彼だったのだ。
だが、
「いかにも犯人らしい人間はほとんどの場合、シロである」
という、まるで、
「犯人あるある」
とでもいえばいいのか、いかにもその法則に則っていたのであった。
その時、後で調べてみると、彼は本当に一時期、部分的な記憶喪失だったようで、
「取り調べの緊張が、彼を追い詰めることになった」
というのが、医者の見解だったことから、査問委員会を設立し、調べられることになったが、最後には、
「捜査員には、行き過ぎということはなかった」
ということが公表され、晴れて、刑事課に復帰できることができた。
しかし、一度身についたトラウマはどうすることもできず、桜井刑事が赴任してくるまでは、ほとんど捜査をまともにできないくらいだった。
そんな状態のところに、昨年、桜井刑事が、K警察署から赴任してきた。
どうしてこちらに移ってきたのかということは公表されていなかった。桜井刑事が何かをしたという話を聞くことはないし、桜井刑事に関しては、レジェンド的な話しか聞こえてこないので、誰にも分からなかった。
ただ、どうやら、F警察署の署長が、K警察署の署長と昵懇であり、F警察署の署長の方が先輩ということもあって、どうやら、F警察の署長が、K警察署に、
「誰か、いい刑事をこちらに」
という話があったということである。
K警察の署長も、F警察での白石刑事のことは聞いていたので、きっと白石刑事のことを考えてのことだというのが分かっていたので、快く承知したようだった。
桜井刑事としても、別にずっとK警察にいるとは思っていなかった。
「警察官たるもの、同じ県警の間であれば、転勤はつきもの。言われれば、どこにだっていくさ」
と日頃から言っていたのである。
そして、その時一緒に、
「どうせ行くのであれば、望まれていくようであれば、嬉しいんだけどな」
とも言っていた。
だから、今回は望まれているということを、K警察署の署長から聞いていたので、自分では、
「栄転だ」
と思っていた。
迎える側のF警察の署長の方も、
「いやあ、桜井君が来てくれたおかげで助かるよ。君にはぜひとも、面倒を見てもらいたい刑事がいるんだ」
と言ってその相手の名前がやはり白石刑事だった。
「彼は、前途有望な男なんだけど、ちょっと以前の事件が尾を引いていてね。彼は別に悪いわけではないんだけど、世間の手前、彼には、しばらく謹慎をしてもらっていたんだ。本当に不本意であったけど、彼なら大丈夫だと思ってね。でも、思ったよりも、精神的なショックが大きかったようで、二年くらい経っているんだけど、まだ少しショックから立ち直っていなくてね。そこで、君を見込んで、白石君を立ち直らせてほしいんだ」
ということだった。
そもそも、桜井刑事は、部下の面倒見がよく、さらに、性格としては、勧善懲悪なところがあった。
「白石君も、君とまではいかないだろうが、負けず劣らずの勧善懲悪なところがあるので、君にはご苦労なことだとは思うが、なにとぞ一つ、面倒を見てはくれないだろうか?」
ということだったのだ。
それを聞いて、桜井も、
「私のようなものでもお役に立つことができれば、嬉しく思います」
と言って、全面的に世話を見るという約束をした。
「それで君のこの転勤についての、本当の理由を明かさないようにしようと思っているんだけど、君はそれでもいいかね?」
と聞かれて、
「ええ、大丈夫です。ここで言ってしまっては、本末転倒ですからね」
と桜井刑事は言った。
F警察署で、今回の事件で、殺人事件と窃盗事件を結び付ける要素が見つかったのは、殺人事件が起こってから、三日が経ってからのことだった。
今回殺された、大隅康子に似た人間が、窃盗事件の犯人に似ているということが話題になった。
カメラを見る限り、桜井刑事も、白石刑事も、
「何となく似てはいるんだけど、何とも言えないですね。我々も生きている時の彼女を見ているわけではないので、我々が見ても分からないですね」
という話だったので、とりあえず大学の関係者に見てもらうことにした。
さすがに、友達には、聞き込みはできても、この映像を見せるわけにはいかないと思ったので、教授に見てもらうことにした。まだゼミとかには入っていなかったので、見てもらえる教授は少なかったが、やはりその検証は芳しいものではなかった。
とりあえず、第一発見者である鶴崎玲子に聞いてみたが、彼女の目から見ると、
「康子に見えないこともないけど、ただ、私は康子のこんな目つきは見たことがないですね」
ということであった。
彼女の場合は、第一発見者ということもあり、この事件に最初から関わっているので、検証を手伝ってくれるとすれば、彼女以外にはいなかった。
「ところで、鶴崎さんは、F大学の薬学部で、難病克服の特効薬を作っているということは知っていたんですか?」
と聞かれた玲子は、
「ええ、私は知っていました。湯浅先生の研究室で研究しているということも知っていました。大学の方も別に隠しているわけではなく、ウワサだけは流れてきましたからね。だから、余計に今回の事件は腑に落ちないんですよ」
と言った。
それを聞いた桜井刑事は、
「腑に落ちないというのは?」
と聞き返すと、
「だって、まわりに秘密にしていないのであれば、もっとセキュリティを厳重にしておけばいいわけですよね? それなのに、こんなに簡単に破られるだけのセキュリティだったなんて、お粗末というか、何かウラがあるんじゃないかって思えるくらいですよね?」
と玲子は言った。
「確かに、そうかも知れませんね」
と桜井刑事がいうと、
「そうですよ。しかも、現物が盗まれていないで、荒らされているということは、写メを撮ったということですよね? しかもその様子が防犯カメラに写っている。まるで最初から計画されているかのようじゃないですか? そう考えると、康子に似ている人が映っていたというのも、そして、その写っていた康子が、同じ日に殺されたというのも、何か出来すぎているように思えてくるんですよ」
と玲子は言った。
「なるほど、鶴崎さんはなかなか推理をするのがお好きなようだ。言われてみれば、そういう推理にも信憑性が感じられますね」
と、桜井刑事は言ったが。実際には、それくらいのことは桜井刑事にも前から想像ができていた。
――そもそも、同じ大学関係で、かたや気密生類の盗難事件、かたや、女子大生が殺された事件、ほとんど同じタイミングだということが、何かを暗示させる――
ということであった。
死亡推定時刻は、発見時間から結構経っていたので、幅が広かったのだが、もしここに映っている窃盗犯が、殺された女性だったということになれば、死亡推定時刻は少し絞られてくることになる。
しかも、それが分かってくると、今のところ、唯一の容疑者であった鶴崎玲子のアリバイも証明されるということになるのだと、まだその時は、警察側にも分かっていなかった。もちろん、玲子自身にも分からなかっただろう。
事件の計画を自分で立てたのであれば、当然、分かっていたであろうが、彼女がこの事件に関係ないのだとすれば、知る由もないはずだからである。
ただ、法学部在学中で、薬学部とはまったく関係のない。しいていえば、友達である玲子が薬学部だというくらいだが、湯浅教授とも関係は皆無に近いのだから、玲子は、第一発見者というだけで、この事件とは関わり合いがないと言ってもいいだろう。
そう思うと、桜井刑事は玲子と康子の関係がどのようなものだったのかということが一番気になるところだった。
玲子の話を聞いたうえで、今度は二人のまわりの人に、康子のことについての聞き込みを行った。康子はそれほど友達がたくさんいるわけではなく。一定の友達としか仲良くしていないようだった。しかも、その友達は皆単独であり、
「友達同士が友達だ」
という関係でもなさそうだった。
だから、訊く相手も数人しかおらず、康子のことをどう思っているのかというのは、人それぞれで違っていた。
そういう意味では、決して口裏を合わせるようなことはないとも言える。康子に対しての意見が三人三様だったら、本当に三人とも違う意見を持っているに違いない。
最初に聞いた友達は、同じ学部の同級生であった。
「康子ですか? 私は大学に入学した時からの友達なんですけどね。そうですね、どんな人かと言われると、一口でいえば、変わり者だったかも知れないですね。行動パターンが読めないというのか、だから、興味を持ったんですけどね。自分にないものを彼女が持っていると思うと、仲良くなっていて損はないと感じたというか、でも、彼女は打算的で、冷静な性格だったですかね。自分にないものを持っているとはいえ、決して無理なことはしようとはしなかった。すべてが、計算から成り立っているというような感じですかね?」
と、その友達は言っていた。
「友達を長く続けるというのは、そういうところに秘訣があるんでしょうかね?」
と、桜井刑事が聞くと、
「ええ、そうだと思います。ただ、これは彼女にだから言えることで、他の人とだったら、そんな関係は薄氷を踏むようなもので、あっという間に吹き飛んでしまいそうな関係だと思うんです。そこが、自分にないところを感じることができた秘訣のようなものだったのではないかと感じています」
というので、
「そうですね。そういう意味でも、亡くなったのは残念ですね」
という桜井刑事に、
「ところで、康子さんが殺されたというのは本当なんですか?」
と、いまさら何をと思うような質問が返ってきた。
「どういうことですか? 確かに間違いないですけど」
と桜井刑事がいうと、
「やっぱり、そうだっやんですね? いえね、私は康子さんが死んだと聞いた時、すぐに頭に浮かんだのは、自殺じゃないかと思ったんです。彼女は冷静沈着な人ではあるんだけど、誰かに恨まれたりするような人ではないと思ったんです。だけど、もし、これが殺されたのではなく、自殺だとすれば? と考えると、考えられないこともないと思ったんですよ」
というのを聞いて、
「何か自殺をするような素振りが感じられたんですか?」
と桜井刑事が聞くと、
「ハッキリとしたものがあったわけではないんですが、彼女が誰かに殺されたということよりも自殺したという方が、よほどリアルな感じがしたんです。あくまでも、彼女が自殺を考えていたらの話ですけどね」
と友達がいうと、
「何かに悩んでいたんですかね?」
と桜井刑事が聞くと、
「それはそうだと思います。内容は分からないけど、たぶん悩んでいたと思うんです。きっと彼女のことをあまり知らない人は、彼女を見ていて、いつも何かに悩んでいるように見えたかも知れないですが、その様子が普段の康子なんですよ。だから、そんな彼女のことを熟知していると、逆に彼女が本当に何かに悩んでいるという時がよく分かるんです。全体的な様子から判断するのではなく、彼女の中にちょっとした違和感を感じた時、その違和感が普段との違いに微妙な変化の大きさを感じるんです。それが、悩みだということなんですよ。だから、彼女が本当に何かに悩んでいるということを分かる人は少ないとは思うんですけど、その違いを感じることのできる人は、その感覚への信憑性はかなりのものだと思いますよ」
というのだった。
「なるほど、あなたは、本当に康子さんのことをよくご存じだったんですね?」
と桜井刑事が聞くと、
「ええ、私の中では親友だと思っていますが、康子の方ではどうだったんでしょう?」
というのを聞いて、
「それだけ分かってもらえる人に対して、親友だとは思わない人だったんですか? 康子さんという人は」
という桜井刑事に対して、
「いえ、そういう意味ではなく、先ほども言ったように、康子というのは、少し変わっている性格なんです。こと自分のまわりの友達に関しては、ほぼ単独の友達だったり、どんな人が好きなのかということを、どう考えたりとかですね。正直そこまでいくと、私でも分かりません。彼女は内部に入れば入るほど、難攻不落になっていくんです。きっと彼女の本心を知っている人は誰おいないと思いますよ。たぶん、私は彼女本人にも分かっていないと思っていますからね」
というのだった。
「本当に性格を理解するには大変な女性だったんですね?」
という桜井刑事に対して、
「いえ、そうでもないと思うんです。大変だと思うのは、理解できない人が理解しようとしてできなかった時に感じるもので、私のように理解できてしまうと、それほど大変だとは思わないものなんでしょうね。世の中って、意外とそういうものなのではないでしゅか? 何に対して理解できるいうのか、最初は苦労しても、分かってしまうと、最初から以心伝心だったような気がするんです。きっと本当に最初から引き合うものがあって、相手を見ているから、理解することは、必然だったとしか思えないんじゃないでしょうか?」
と、彼女はいうのだった。
「それじゃあですね。あなたは、薬学部の鶴崎玲子さんとご存じですか?」
と聞かれて、
「鶴崎玲子さんですか?」
と名前を聞いてもピンとこないようだったので、
「この方なんですが」
と写真を見せると、
「ああ、この人ね。最近、康子と一緒にいるのを時々見たことがあったわ」
というので、
「見たことはあったけど、お名前まではご存じなかったということですね? 実はこの人が死体の第一発見者だったんです。通報をくれたのも彼女でした」
と、桜井がいうと、
「そうなんですね。でも、私は見る限りでは、そんなに親しい関係という様子でもなかったんですけどね」
というと、桜井刑事は少し不審に思い、
「でも、彼女、合鍵も持っていたんですよ」
という桜井の言葉に、今日一番の意外な表情を彼女はして、
「えっ? そうなんですか? 康子が合鍵を渡すなんで、正直考えられないんですけどね。一番の親友であるはずの私も合鍵を貰ったこともありませんし、合鍵の話題すら上がったこともありませんよ」
という彼女に、
「じゃあ、あなたは、康子さんから合鍵を渡すと言われれば、素直に喜んで受け取っていたんですか?」
という桜井の質問に、
「うーん、難しいところですね。簡単に受け取ったということはないかなと思います。まずは、彼女の真意を考えてみて、納得しなければ受け取らないでしょうね、他の人であっても、同じことだと思うんです。でも、他の人が相手であれば、真意を考える前に、素直に嬉しいと思ったことで、自分が頼られているんだという思いが強く、その思いに素直になろうと思うんでしょうね」
と彼女がいうと、
「ということは、あなたが、もし合鍵を貰うような立場になれたとしても、自分が康子さんに頼られているという思いには至らないということなんでしょうか?」
という桜井刑事に、
「ええ、そうだと思います。だから、今回のように、康子がその鶴崎さんという女性に合鍵を渡していたというのが、不思議なんですよ。康子が簡単に合鍵を渡すとも思えないし、相手の鶴崎さんも、簡単に受け取るという光景が想像もつかないんです。そういう意味で、二人は本当に友達だったのかな? という疑念が浮かんでくるんですよ」
という彼女に対し、
「というのはどういうことですか? まるで二人は親友ではないとでも言いたげなんですけど?」
と桜井刑事が聞くと、
「ええ、私はそう思っています。親友だから合鍵を渡す。つまり合鍵を渡す相手だったら親友に違いないという考えがそもそも違っているのではないかと思うんですよ」
と聞いてから、桜井刑事は間髪入れずに、
「じゃあ、合鍵を渡したという行為は友達だからだということではないと言いたいんですか?」
と聞かれて、彼女の方も間髪入れずに、
「ええ、私はそんな風に思っています。あの二人は親友というわけではなく、むしろ本当に友達なのか? ということさえ疑念に感じるほどなんです」
というではないか。
それを聞いて桜井刑事は、康子に対しての考え方を改める必要に駆られたということと、その分、この大学で起こった盗難事件の関係が、まんざらでもないように思えてくるから不思議だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます