閑話 ロットC-01、名称レナの武器について

H“路地裏(路 裏街)”のストーリーより

━『ねぇレナ、僕がつけた機能は覚えてる?』


『そうそう、レナ自身につけた感覚等で思う

 正義を貫き通す為の力としてつけた力たち。

 その力のひとつ、専用の武器を体内に入れてるから。

 【ニイ】っていうつよつよな武器は

 きっとレナを助けるはず。』


私は胸に手をつけ、

それと思わしきデータを引っこ抜いた。


データを解凍すると、脳内にメッセージが流れ

手元には【ニイ】が握られていた。

『これの使い方は剣と変わらないけど、

 注意して欲しいのが

 一心同体みたいなところがあるから傷の共有が

 されたりされなかったりするから

 気をつけて扱ってね〜!』


【ニイ】は振りやすく体の一部として

黒い化け物を切り裂いた。━


今回はこちらの【ニイ】の性能について

説明させていただきます。

前提としてこの剣のモードは3つ、

1つ目 認証モード

・ファイル状態となっており

そのデータに触れることによって

持ち主認証システム作動。認証が通ると、

続いてのモード 正剣モードに移行。


2つ目 正剣モード

・普通の片手剣として使用可能。

耐久性に優れているがもしも...

...もしも折れた場合は最後のモードへ移行。

持ち主と一体化するシステムがあり

傷は大抵共有式だが、どう振る舞うのかハッキリ分かる。

刃は銀色に光っている。


3つ目 ウイルスモード

・00ウイルスを利用し、通常の片手剣より太く

馬鹿みたいにでかい。(なお 片手 剣)

このモードに移行後は持ち主の武器に関する知識を

引っ張り出し、それに応じて形が変わる。

刃...?はドス黒い。

(ちなみにレナには武器に関する知識データが入っている為、このモードが1番良かったりする。)


武器の形を変えられるが1番強い状態は

2つ目のモードに近い形。

理由としては、

【ニイ】の武器データはあくまでも2つ目のモードの形。

他の武器データよりも知識量は圧倒的に多く、

他の武器データは要するに保険みたいなもの。


レナ本人いわく...このモードは深い深い自己防衛システムみたいで、何処かに繋がった感覚がするらしい。

『へぇ、それが原因で最近あのワールド大人しいのか。』

─【作り手】様...?如何なさいましたか。

『別に遊びに来ただけ。』

左様ですか、どうぞご自由に。

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