反比例
「反比例」
物が溢れる社会になると
人の心から幸福感が減っていく
暮らしを良くして幸せになろうと
努力した筈なのに
人の心は乾き 壊れ
人は幸福を求めようとして過ちを犯す
社会の発展と幸福感の欠落が
私たちにいちばん身近な
反比例のたとえなのかもしれない
「逃げ場なし」
眼の前には武器を持った兵がいて
両隣には猛獣がいる
後ろを振り返ればそこは崖っぷち
さらにその下は濁流
やむを得ず天を仰げば
隕石が落ちてこようとしている
僕は常にそういう場所に立っている
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