しし座のレグルス
レグルスの光は獅子の雄叫び
威厳あるその光は
人々が強大なものに立ち向かわなければならない時
勇気を与え
心に闘志の炎を燃え滾らせてくれる
今までどれくらいの人がこの光に励まされてきたのだろう
しかし僕は
まだ一度もレグルスの光の恩恵を受けていない
逆境に遭う度に
もう少し あともう少しだけ頑張ってみようと
己に言い聞かせてきたから
僕が獅子の光の恩恵を受けるのは
まだだいぶ先のことになりそうだ
その時を待つかのように
獅子は夜空で静かに横たわっていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます